トリノ五輪出権獲得!
カーリングの女子世界選手権(英国・ペーズリー)で23日、日本が来年のトリノ五輪出場を決めた。
長野五輪から3大会連続出場となる。
五輪出場権は2003-05年の世界選手権3大会の各順位によるポイント合計点で決まり、日本は23日、スイス、スウェーデンに連敗して2勝7敗となったものの、この日までの結果で条件となる9位以内が確定した。.
トリノ五輪で開催される団体種目、男女アイスホッケー、男女カーリングの4種目の内、日本は女子カーリングのみ出場権を手にすることができた。
女子のカーリングは2003年から2005年の世界選手権(12カ国参加)の順位の逆の数字がポイントになり、上位9カ国とホスト国のイタリアが五輪出場権を得る。
2005年世界選手権開催前までの上位国は次のようになっていた。
●Olympic Qualification Points
カッコ内は(2003年pts,2004年pts)合計pts
1.カナダ (10,12) 22pts
2.アメリカ (12,7) 19 pts
3.ノルウェー (7,10) 17 pts
4.スイス (6,8) 14 pts
5.スウェーデン (8,5) 13 pts
6.スコットランド(イギリス) (3,6) 9 pts
7.日本 (3,4) 7 pts
8.デンマーク (3,2,5) 5,5 pts
8.イタリア(開催国) (3,2,5) 5,5 pts
10.ロシア (3,-) 3 pts
11.フィンランド (-,1) 1 pts
12.中国 (-,-) - pts
今大会のこれまでの各国の勝敗は
スウェーデン9勝-0敗
アメリカ9勝-1敗
カナダ7勝-3敗
ノルウェー7勝-3敗
ロシア6勝-3敗
スコットランド4勝-5敗
スイス4勝-5敗
デンマーク 2勝-6敗
中国2勝-7敗
日本2勝-7敗
イタリア2勝-8敗
フィンランド1勝-7敗
トリノ冬季五輪の代表選考を兼ねたカーリングの日本選手権女子最終日は2月27日、長野県軽井沢町のスカップ軽井沢で行われ、チーム土屋(長野)が決勝で日本代表候補チームの青森県協会(青森)を7-6で下し初優勝している。
世界選手権代表の青森県協会は、日本選手権で優勝していればそのまま日本が五輪代表に決定していたが、11月以降に青森県協会とチーム土屋とで代表決定戦を行って決められることになっている。青森県協会は1勝、チーム土屋は2勝すれば五輪代表となる。
チーム目黒(青森県協会) 目黒萌絵、林弓枝、小野寺歩、寺田桜子、本橋麻里
チーム土屋(長野県) 土屋由加子、園部淳子、園部智子、亀山智恵美、佐藤みつき
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