中国で無観客試合
中国各地で反日デモが拡大する中、中国の蘇州で10日まで行われたハンドボールの東アジアクラブ選手権が、中国の一般観客を排除して実質的な「無観客試合」として行われていたことが14日、分かった。大会は開催地が急きょ北京から蘇州に変更され、日本からは男子の大崎電気と女子の広島メイプルレッズが参加。(中略)一般観客のいないスタンドは大半の試合で地元選手の親族など50人程度にとどまり、日本のチームには中国側から外出を自粛するよう要請もあったという。(共同通信)
東アジアクラブ選手権とは聞き慣れない大会だが、日本リーグを制した大崎電気と広島メイプルレッズが参加しているので、おそらくは東アジア各国のリーグ戦を勝ち抜いたクラブが出場した大会なのであろう。そんな情報が乏しい国際大会だった。
結果は女子は広島メイプルレッズが全勝で優勝。男子の大崎電気も韓国のコロサに次いで2位になった。
30年前、女子のハンドボールが正式種目になった1976年のモントリオール五輪のアジア予選が日本で開催された。
今でこそハンドボール強国の韓国も当時はあまりに弱く参加せず、中国はIOCに復帰しておらず、日本とイスラエルが出場権を争った。
複雑な中東情勢によるテロを配慮して、試合は会場も公表されない「無観客試合」で行われた。
選手自身も乗り込んだバスがどこに向かっているか、わからなかったということを聞いたことがある。
日本が勝利し、五輪出場権を手にするのだが、30年も経って再びハンドボールで「無観客試合」が行われるとは、何かの因縁だろうか。
このところ、「無観客試合」という言葉を耳にすることが多い。
サッカーではときどき行われている。ホームチームにとっては、「無観客」=入場料収入がゼロになることで、全てが「持ち出し」になってしまうことを意味する。
3月30日のW杯アジア最終予選B組の北朝鮮-イラン戦が行われた平壌の金日成スタジアムで、主審の判定に不満の北朝鮮サポーターが主審やイラン代表選手に向かって瓶や石などを投げつけ、一時暴徒化した。
アジアサッカー連盟(AFC)は6月8日の日本戦は平壌で予定通り開催としたものの、国際サッカー連盟(FIFA)が最終的な判断を下すため、平壌で「無観客試合」、もしくは中立地開催の可能性もある。
経済的に苦しく、未だ勝ち点のない北朝鮮にとっては最悪のケースになる。
世界クラブ選手権の絡みでFIFAのブラッター会長が来日した際、日本協会幹部とこの件を詰めているので日本側に有利になるのは間違いないだろうと思われる。
が、北朝鮮に優しいFIFAの某副会長が「AFCの決定を支持する」とか言い出しそうだが・・・。
実は、1998年フランスW杯の直前スイスのローザンヌで行われた日本代表対メキシコは非公開=無観客試合で行われた。
1-2で日本代表が敗れたこの試合、代表チーム同士の試合が非公開になるのは極めて異例だが、「W杯で勝つためには必要な措置だった。2、3試合も続けてみれば、日本がやりたいことが相手に分かってしまう。日本で報道されていることがファクスで選手に伝わると集中できなくなる」と当時の日本代表の岡田監督は説明している。
ジーコの「非公開のないオープン主義」=「ブラジル流」とはあまりに対照的な岡田流だった。
岡田はこの試合の後、三浦、北沢、市川の3人を代表から外し、日本初のW杯代表選手が確定するのである。
サッカー北朝鮮戦は第3国開催 観客無しFIFA決定
【チューリヒ(スイス)29日共同】国際サッカー連盟(FIFA)規律委員会は29日、6月8日のワールドカップ(W杯)アジア最終予選、北朝鮮―日本(平壌)を第3国に移して観客無しで開催することを決めた。
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