中国ボイコット? 長良川の世界ボート選手権不参加
29日から岐阜県で開催されるボートの世界選手権に、中国が選手を派遣しないことが25日、わかった。
中国スポーツ界で重視されている全国運動会(中国の国体、10月12日開幕)と、大会日程が近接しているのが理由。台風の影響で、当初28日から始まるはずだった世界選手権が29日開幕に延びたことで決断した。
世界ボート選手権(岐阜・長良川国際レガッタコース)の組織委員会は25日、台風11号の影響を考慮し、28日に予定していた競技開始を29日に延期したと発表した。最終日は9月4日で変更はない。
(読売新聞8.25)
政治的に日中関係が冷え切っている中、長良川で開催される世界ボート選手権に中国が不参加を表明した。
その理由は台風と全国運動会の影響と、上記読売新聞の記事にある。
閉会日が変わらないのに急に参加を取り止めるとは政治的な思惑が感じられなくもない。
確かに、中国で4年に1度開催される全国運動会は、中国のスポーツレベルを見極める大規模なイベントであり、場合によっては五輪よりも重要と位置づけられている。
前回2001年に広州で開催された際は、2008年夏季北京五輪のプレリュードとしようと国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長をはじめ、多くのIOCの委員が開会式に出席したといわれている。
一方、世界ボートの方は、日本国内でも話題になっていないし、織田裕二がMCをするとのはなしもない。
もともと世界ボート選手権大会は、1962年にスイスで開催されて以来、ヨーロッパを中心にして行われてきた。
国土交通省の手で1998年秋に完成した長良川国際レガッタコースは2002年に日本初の国際級2000mコースの設定が可能となり今回の日本開催の実現となったという。
下流約11キロに長良川河口堰があるため、水流がほとんどない「静水域」になっており、ボート競技などには適している。
オリンピックの2倍規模の種目で、アジアで初めて行われるこの大会は、8日間にわたって熱戦が繰り広げられる。
大会にはヨーロッパを中心に世界約65カ国から約1200人が参加し、シングルスカル、エイトなどの24種目で競う。
日本からはアテネ五輪ボート競技の男子軽量級ダブルスカルで6位入賞を果たし、7月のボートのワールドカップ・ルツェルン大会、男子軽量級シングルスカルで優勝した武田大作選手、浦和重選手ら男子37名、女子13名の計50名が出場する。
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