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September 20, 2005

上海グランプリと セイコースーパー陸上

太陰暦の8月15日にあたる週末の上海は、中秋節の祭りだった。中国では嫁に行った娘や、よそに働きに行った家族などが実家に帰ってくる。満月が輝き、家族は一緒に祝う。離れて暮らす家族が揃うのはこの中秋節と春節の年2回しかないそうだ。

バスケットボールの姚明と並ぶスポーツ界のスター陸上110m障害の劉翔はこの上海の出身だ。
中国で初めて開催された陸上IAAFグランプリ。劉翔人気もあり上海スタジアムは40,000人の観客で満員だった。上海っ子の劉翔にとってホームでの競技のプレッシャーは想像を絶する。
アテネ五輪・男子110m障害を世界タイ記録で制した劉翔(中国)とアトランタ五輪の金メダリストで、世界陸上でパリ大会まで4連覇を果たしたアレン・ジョンソン(米国)、同じく米国のアーノルド・ドミニク、中国人では劉翔に次ぐタイムを持つ史冬鵬の対決は異様な興奮に包まれていた。
アーノルド・ドミニクが史冬鵬のフライイングを指摘する、受け入れられない。一触即発のムードの中、2回目のピストルで各選手飛び出した。

劉翔が13.05の今季ベストで優勝。2位は34歳のアレン・ジョンソンで13.20、3位に史冬鵬が13.40で入った。

それから2日、横浜の日産スタジアムではスーパー陸上が開催された。
昨年はハンガリーのアヌシュの失格で室伏広治がアテネ五輪の金メダルに繰り上がり、その授与式を兼ねていたため49,000人が集まっていたものの、今年のこの大会の観客はまばら。
7万人以上入る日産スタジアムだけに、さびしいくらいの空席賀目だった。

男子100メートルでは末続慎吾が、世界王者ジャスティン・ガトリンに食らい付き、60メートル付近まで並走。終盤は王者の爆発力に突き放されたが、4月以来今季2度目の10秒1台となる10秒17をマークし4位に入った。
一方、女子棒高飛びのエレーナ・イシンバエワは記録なし。劉翔も優勝タイムは13.08と2日前の上海よりも悪かった。
2007年大阪世界陸上を前にしての観客の入りの悪さが気になった大会だった。

あまり意味はなくなってしまったが、東京五輪のボブ・ヘイズ以降の男子100mの日本で生まれた記録と主な大会の記録をまとめてみた。左端の数字は世界歴代順位(ただし一人の選手を何度でもカウントしている)を示す。

 

タイム

名 前

国 籍

大会名

日 時

1

9.77

アサファ・パウエル

JAM

アテネグランプリ

14 06 2005

4

9.80

モーリス・グリーン

USA

セビリア世界陸上

22 08 1999

5

9.82

モーリス・グリーン

USA

エドモントン世界陸上

05 08 2001

6

9.84

ドノバン・ベイリー

CAN

アトランタ五輪

27 07 1996

6

9.84

B・スリン

CAN

セビリア世界陸上

22 08 1999

12

9.85

ティム・モンゴメリー

USA

エドモントン世界陸上

05 08 2001

13

9.85

ジャスティン・ガトリン

USA

アテネ五輪

22 08 2004

15

9.86

カール・ルイス

USA

東京世界陸上

25 08 1991

 

9.86

モーリス・グリーン

USA

アテネ世界陸上

03 08 1997

24

9.87

リンフォード・クリスティー

GBR

シュツットガルト世界陸上

15 08 1993

29

9.87

モーリス・グリーン

USA

シドニー五輪

23 09 2000

33

9.88

リロイ・バレル

USA

東京世界陸上2

25 08 1991

58

9.91

デニス・ミッチェル

USA

東京世界陸上3

25 08 1991

66

9.91

モーリス・グリーン

USA

大阪グランプリ

13 05 2000

72

9.92

カール・ルイス

USA

ソウル五輪

24 09 1988

72

9.92

リンフォードクリスティー

GBR

東京世界陸上4

25 08 1991

88

9.93

カール・ルイス

USA

ローマ世界陸上

30 08 1987

91

9.93

カール・ルイス

USA

東京世界陸上準決勝

25 08 1991

103

9.93

パトリック・ジョンソン

AUS

水戸国際

05 05 2003

111

9.94

リロイ・バレル

USA

東京世界陸上準決勝

25 08 1991

130

9.94

ショーン・クロフォード

USA

大阪グランプリ

11 05 2002

138

9.95

フランク・フレデリクス

NAM

東京世界陸上5

25 08 1991

153

9.95

ティム・モンゴメリー

USA

大阪グランプリ

11 05 2002

163

9.96

レイモンド・スチュアート

JAM

東京世界陸上6

25 08 1991

183

9.96

モーリス・グリーン

USA

大阪グランプリ

12 05 2001

209

10.00

伊東浩司

JPN

バンコクアジア大会

13 12 1998

222

10.02

朝原宣治

JPN

オスロ

13 07 2001

230

10.03

末續慎吾

JPN

水戸国際

05 05 2003

232

10.04

ジャスティン・ガトリン

USA

横浜・スーパー陸上

19 09 2005

248

10.06

ボブ・ヘイズ

USA

東京五輪

15 10 1964

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