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December 14, 2005

ティム・モンゴメリ ドーピングで資格処分へ、バリー・ボンズへの影響は?

スポーツ仲裁裁判所(CAS)は13日、陸上男子100メートルの世界記録保持者だったティム・モンゴメリ(米)とクリスティ・ゲインズ(米)に対して、禁止薬物使用(ドーピング)違反があったとの裁定を下し、今年6月にさかのぼって2年間の資格停止処分を行うと発表した。

2002年9月にパリでマークした9秒78の世界記録(当時)を含む01年3月31日以降の成績をすべて抹消される。
モンゴメリは、ドーピング検査で陽性反応を示したことはなかったが、米国反ドーピング機関(USADA)が、米国の栄養補助食品会社「BALCO」を巡る禁止薬物使用疑惑の捜査資料などをもとに、ドーピング違反があったとしてCASに処分を求めていた。
CASは、「モンゴメリが禁止薬物使用を認める発言を行っていた」という米女子短距離選手ケリー・ホワイトによって提示される証拠を含む証言などをもとに処分を決めた。

100mの世界でドーピングといって誰もが思い出すのが、ベン・ジョンソンだ。
ベン・ジョンソンが、1988年のソウル五輪で出した幻の世界記録が9秒79。
ティム・モンゴメリが2002年にこのタイムを1/100秒上回ったとき、「薬なしの記録が、ドーピング記録を上回った」とメディアに大きく報じられただけに今回のことは皮肉としかいいようがない。
ベン・ジョンソンの幻の世界記録は、1999年6月モーリス・グリーンによって追いつかれたものの、世界の陸上界に14年に渡ってある種の存在感を持って横たわっていた。
幸い、今年アサファ・パウエルが9秒77という文字通りの世界新記録を出している。

ティム・モンゴメリは、サンフランシスコ・ジャイアンツの主砲バリー・ボンズが米国のBALCO社の創設者ビクトル・コンテ氏からステロイドを入手したと証言していた。
ジャイアンツの地元紙サンフランシスコ・クロニクルが伝えている。

同紙は、モンゴメリが昨年に連邦大陪審に召喚された際、2000年もしくは2001年にコンテ氏から聞いた情報として、ボンズがステロイドを使用していたと証言したと報道。また内国税歳入局の調査官が記したというメモには、ボンズが2003年に薬物検査で陽性反応が出ないステロイドなどを定期的に使用していたという記述があるとしている。

大リーグ歴代3位の通算708本塁打をマークしているジャイアンツのバリー・ボンズは、2006年3月に開催される「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)出場に合意をしているが、大きな波乱を呼ぶかもしれない。

●参考リンク
陸上100mのはなし カール・ルイスからガトリンまで
陸上女子の永遠に破ることのできない世界記録
9秒77 100mで世界新 A・パウエル

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