鉄腕アトムによる聖火台点火 選手にICチップを埋め込みIT五輪 石原都知事アイデア満載
東京都が招致を目指す2016年夏季五輪について、石原知事は、懇談会で演出家のテリー伊藤氏が提案した「鉄腕アトム」による聖火台点火案について「いいアイデア」と評価したうえで、「オリンピックにITをどう活用するか、専門家を集めて検討する準備委員会をつくろうと思う」と語った。(中略) 「選手に(IC)チップを埋め、どっちの選手が何秒勝ってるか、掲示板にどんどん出せばいい」とIT活用の一案も披露した。
このICチップ発言は、長野五輪の際に当時の吉村長野県知事が「スピードスケートはミズスマシみたいだ」と発言したことに触れたもの。
東京が招致をめざしているのは夏季五輪だから、スケートはあり得ないのだが・・・。
自転車のスプリントだったらできそうだ。
吉村元知事のみずすまし発言、懐かしい。
スピードスケートは、「ダブルトラックレース」と「シングルトラックレース」に分けられる。五輪など国際競技はダブルトラックを用いるが、シングルトラックレースは、国体など、参加選手が多い場合に使われている。
テレビ放映がほとんどないため、イメージしづらい。
オープンレースともいわれ、一度に数人の選手がスタートして着順を競う競技方法だ。
吉村氏は「国体のようなシングルトラックに比ベ、(Mウェーブでの)ダブルトラックのスピードスケートは、ミズスマシがくるくる回っているみたいで面白くない」。
と述べた。
この発言にスケート連盟や選手たちは、一勢に反発した。
すると吉村氏は慌てて「みなさんは誤解しているが、ミズスマシはいいイメージがある。ミズスマシは尊敬すベき虫だ」と軌道修正、とって付けたような方便に、笑わせてもらった記憶がある。
さらには、清水宏保の金メダルには「非常に感動した」とわざわざコメントを出した。
石原都知事は肝心の新東京五輪メーン会場については以下のように話している。
石原知事は、五輪のメーン会場の候補地として、神宮外苑と有明地区を含む複数の案を委員に示したことを明らかにした。候補地の一つとなっている羽田空港の沖合展開に伴う跡地については、「これからの航空需要を考えれば、飛行場用地として確保しておくべきだと思う」と反対の意向を示した。
現在の国立競技場を全面的に改修するか、有明地区に新たな競技場を作るか、の2案に絞られてきている、ということのようだ。
(引用は全て毎日新聞東京版)
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Comments
各記事が非常にそそられる内容であり、かつ勉強になります。時間を作って読ませていただきます。取り急ぎトラックバックの報告を。
Posted by: やっさん | January 23, 2006 12:16 AM