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January 14, 2006

井上怜奈 米国代表でトリノ五輪へ 日本代表で五輪出場を果たした選手が他国の五輪代表になった初のケース

フィギュアスケートのトリノ冬季五輪代表選考会を兼ねた全米選手権第4日は13日、当地でペアのフリーなどを行い、昨年9月に米国籍を取得した29歳の井上怜奈が32歳のジョン・ボルドウィンと組んだペアでフリー1位の逆転優勝を果たし、日米通算で3度目の五輪代表を決めた。 井上は千葉・新松戸南中3年の15歳で1992年アルベールビル五輪のペア、94年リレハンメル五輪の女子に日本代表として出場し、これが12年ぶりの五輪となる。日本スケート連盟によると、日本の五輪代表が他国で五輪代表になったのは初めて。 井上組はショートプログラム(SP)4位と出遅れたが、フリーで高難度のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)のスロージャンプなどを決め、181.05点で2年ぶり2度目の全米制覇。2位のマーシー・ヒンツマン、アーロン・パーチェム組も五輪代表に決まった。(共同通信)

卓球の偉関晴光(ソウル五輪中国代表ダブルス金メダル)のように他国五輪代表で日本五輪代表になった例は今まであった。が、井上の場合は初の逆の例だ。
ちなみに、小山ちれ(卓球)、宇津木麗華(ソフトボール)は中国代表だったが、五輪出場経験はない。

renainoue●井上怜奈
1992年アルベールビル五輪
フィギュア・スケート・ペア
井上怜奈、小山朋昭 組14位

1994リレハンメル五輪
女子シングル 
井上怜奈 18位

2006年トリノ五輪
フィギュア・スケート・ペア
井上怜奈・ジョン・ボルドウィン組
米国代表決定

もう何年も井上の演技を見ていないけど、すごく小柄だった印象だ。
今季は、誰も試合で成功させたことのないスロートリプルアクセルに挑戦し、全米選手権でも成功させたとのことだ。
付け加えるなら、日本国籍は一度離脱すると、二度と戻れないことになっている。

●参考記事
3つの国の代表で3回オリンピックに出た選手もいる
photo:nbcolympics.com

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