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February 22, 2006

フィギュアスケート女子ショートプログラム 荒川静香は3位

女子のショートプログラムの視聴率が良かったらしい。ただし、今のところ判明しているビデオリサーチ社の視聴率は午前4時半から5時までの30分間で、関東、関西両地区とも11.1%。日本人選手が最初に登場したのは5時3分頃の安藤美姫。5時以降の視聴率は明日以降に公表になる。どのくらいの数字が出ただろうか。

●女子ショートプログラム終了時の順位表

要素

技術

つなぎ

演技

振付

合計

1.サーシャ コーエン(米)

35.33

6.2

6.03

6.4

6.31

6.46

66.73

2.イリーナ スルツカヤ(露)

36.21

6.23

5.77

6.23

6.06

6.2

66.7

3.荒川 静香

35.93

6.26

5.83

6.06

6.03

5.91

66.02

4.村主 章枝

32.61

5.91

5.6

5.86

5.86

5.91

61.75

5.キミー マイズナー(米)

34.20

5.23

4.91

4.97

5.09

5

59.4

6.エレーネ ゲデワニシビリ(グルジア)

34.25

5.06

4.71

5

4.94

4.94

57.9

7.エミリー ヒューズ(米)

31.71

5.17

4.83

5.14

5.06

5.17

57.08

8.安藤 美姫

29.12

5.57

5.2

5.31

5.37

5.43

56

女子のショートプログラムは非常に高いレベルで争われた。サーシャ・コーエン(アメリカ)がリードするも僅差でロシアのイリーナ・スルツカヤと荒川静香が付けている。

サーシャ・コーエンの「暗い瞳」に観客はわくわくさせられた。
そして、トリプルルッツ、ダブルトーループの組合せ、トリプルフリップとダブルアクセルを披露。
昨年の世界選手権銀メダリストは、66.73ポイントでトップに立った。
「今夜、私のベストを出すことができたことは、素晴らしい経験でした。この瞬間に満足です。」

イリーナ・スルツカヤは、66.70ポイントで、コーエンとほとんど差がない。
トリプルルッツ、ダブルトーループの組合せ、高いトリプルフリップ、ダブルアクセルをこなす。
レイバックスピン、ダブルビールマンスピン。
プログラムはダイナミックで、表現力が豊かであり「今季で最高のパフォーマンスでした」と、本人の談。
「私は神経質ですが、私は神経をコントロールする方法を知っています。私はいつものように同じことを訓練します、何も変わりません」と、フリーに対する準備について尋ねられるとき、彼女が続けた。

荒川静香のできも良かった。2004年の世界選手権女王は、66.02ポイント。
トリプルルッツ、ダブルトーループの組合せ、トリプルフリップ、ダブルアクセルを決めた。
しかし、当初予定していた、トリプルルッツ、トリプルループの連続技はしなかった。
「最初のトリプルの間、私は自分のバランスを失っているのを感じたからです。」と、荒川が説明している。「私は今日少し神経質でした、しかし、間違った判断ではありません」
自己のベストを更新するポイントを見て、まず驚き、そして笑顔を見せた。

村主章枝は、トリプルルッツ、ダブルトーループ、トリプルフリップ、ダブルアクセルと、多彩なスピンやステップで特徴のあるプログラムを用意した。二度の世界選手権銅メダルの経験のある彼女も自己ベストに迫る61.75ポイントを得ているが、3位の荒川とは少し差がある。

昨年の世界選手権銅メダリストのカロライナ・コスナー(イタリア)が、転倒により53.77ポイントで11位。
メダルの行方は上位3選手に絞られたのではないだろうか?

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