フィギュアスケート女子ショートプログラム 荒川静香は3位
女子のショートプログラムの視聴率が良かったらしい。ただし、今のところ判明しているビデオリサーチ社の視聴率は午前4時半から5時までの30分間で、関東、関西両地区とも11.1%。日本人選手が最初に登場したのは5時3分頃の安藤美姫。5時以降の視聴率は明日以降に公表になる。どのくらいの数字が出ただろうか。
●女子ショートプログラム終了時の順位表
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要素 |
技術 |
つなぎ |
演技 |
振付 |
曲 |
合計 |
1.サーシャ コーエン(米) |
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35.33 |
6.2 |
6.03 |
6.4 |
6.31 |
6.46 |
66.73 |
2.イリーナ スルツカヤ(露) |
|
36.21 |
6.23 |
5.77 |
6.23 |
6.06 |
6.2 |
66.7 |
3.荒川 静香 |
|
35.93 |
6.26 |
5.83 |
6.06 |
6.03 |
5.91 |
66.02 |
4.村主 章枝 |
|
32.61 |
5.91 |
5.6 |
5.86 |
5.86 |
5.91 |
61.75 |
5.キミー マイズナー(米) |
|
34.20 |
5.23 |
4.91 |
4.97 |
5.09 |
5 |
59.4 |
6.エレーネ ゲデワニシビリ(グルジア) |
|
34.25 |
5.06 |
4.71 |
5 |
4.94 |
4.94 |
57.9 |
7.エミリー ヒューズ(米) |
|
31.71 |
5.17 |
4.83 |
5.14 |
5.06 |
5.17 |
57.08 |
8.安藤 美姫 |
|
29.12 |
5.57 |
5.2 |
5.31 |
5.37 |
5.43 |
56 |
サーシャ・コーエンの「暗い瞳」に観客はわくわくさせられた。
そして、トリプルルッツ、ダブルトーループの組合せ、トリプルフリップとダブルアクセルを披露。
昨年の世界選手権銀メダリストは、66.73ポイントでトップに立った。
「今夜、私のベストを出すことができたことは、素晴らしい経験でした。この瞬間に満足です。」
イリーナ・スルツカヤは、66.70ポイントで、コーエンとほとんど差がない。
トリプルルッツ、ダブルトーループの組合せ、高いトリプルフリップ、ダブルアクセルをこなす。
レイバックスピン、ダブルビールマンスピン。
プログラムはダイナミックで、表現力が豊かであり「今季で最高のパフォーマンスでした」と、本人の談。
「私は神経質ですが、私は神経をコントロールする方法を知っています。私はいつものように同じことを訓練します、何も変わりません」と、フリーに対する準備について尋ねられるとき、彼女が続けた。
荒川静香のできも良かった。2004年の世界選手権女王は、66.02ポイント。
トリプルルッツ、ダブルトーループの組合せ、トリプルフリップ、ダブルアクセルを決めた。
しかし、当初予定していた、トリプルルッツ、トリプルループの連続技はしなかった。
「最初のトリプルの間、私は自分のバランスを失っているのを感じたからです。」と、荒川が説明している。「私は今日少し神経質でした、しかし、間違った判断ではありません」
自己のベストを更新するポイントを見て、まず驚き、そして笑顔を見せた。
村主章枝は、トリプルルッツ、ダブルトーループ、トリプルフリップ、ダブルアクセルと、多彩なスピンやステップで特徴のあるプログラムを用意した。二度の世界選手権銅メダルの経験のある彼女も自己ベストに迫る61.75ポイントを得ているが、3位の荒川とは少し差がある。
昨年の世界選手権銅メダリストのカロライナ・コスナー(イタリア)が、転倒により53.77ポイントで11位。
メダルの行方は上位3選手に絞られたのではないだろうか?
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