佐々木明 2位 W杯回転志賀高原焼額山
アルペンスキーのW杯志賀高原大会第1日は10日、長野県志賀高原焼額山で男子回転第8戦を行い、エースの佐々木明(ガーラ湯沢、北照高出)は合計タイム1分36秒83(1回目46秒81、2回目50秒02)で2位に入った。2位は日本選手の最高位タイで、佐々木自身1月24日のシュラートミング(オーストリア)で記録して以来通算3度目のW杯表彰台。
1回目6位につけた佐々木は、2回目に果敢な滑りを見せ巻き返した。1位はトリノ五輪の回転と大回転を制したW杯総合首位のベンヤミン・ライヒ(オーストリア)で合計タイムは1分36秒66。トリノ冬季五輪4位の皆川賢太郎(アルビレックス新潟、北照高出)は14位、五輪7位の湯浅直樹(道東海大)は1回目で途中棄権した。(北海道新聞)
位 |
選手名 |
国名 |
1本目 |
2本目 |
合計 |
1 |
AUT |
46.24 |
50.42 |
1:36.66 | |
2 |
佐々木明 |
JPN |
46.81 |
50.02 |
1:36.83 |
3 |
CAN |
46.94 |
50.23 |
1:37.17 | |
4 |
CAN |
47.40 |
49.79 |
1:37.19 | |
5 |
USA |
46.54 |
51.00 |
1:37.54 | |
6 |
NOR |
47.32 |
50.29 |
1:37.61 | |
7 |
FRA |
46.81 |
50.82 |
1:37.63 | |
8 |
GER |
47.02 |
50.62 |
1:37.64 | |
14 |
皆川賢太郎 |
JPN |
46.73 |
51.27 |
1:38.00 |
●アルペンW杯日本人の表彰台 年はシーズン終了時の年
2.岡部哲也 88年 オプダル(NOR) 回転
2.佐々木明 03年 ウェンゲン(SUI) 回転
2.佐々木明 06年 シュラドミング(AUT) 回転
2.佐々木明 06年 志賀高原(JPN) 回転
3.岡部哲也 90年 シュラドミング(AUT) 回転
3.木村公宣 98年 ヴェイソンナ(SUI) 回転
3.川端絵美 93年 サン・アントン(AUT) 滑降←女子では唯一無二の表彰台
今回の佐々木明の2位は、自身3度目、しかも日本国内で開催されたW杯の最高順位でもある。
明日もレースがある。もう一度期待したい。
●参考記事
アルペンW杯に挑む
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