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March 06, 2006

大分ビッグアイは九州石油ドームに 

大分スポーツ公園総合競技場=通称ビッグアイのネーミングライツ取得について、九州石油は大分県と合意に達し、2006年3月1日より名称を九州石油ドームとすることとなった。

九州石油ドームは、2002年W杯 九州唯一の会場であり、大分トリニータの本拠地であるほか、2008年大分国体のメイン会場として使用されることが予定されている。
また、「九州石油ドーム」以外にも野球場、サブグラウンド、投てき場のネーミングライツも併せて取得し、それぞれ「ストーク球場」、「ストークグラウンド」、「ストークフィールド」とすることに決まった。
期間は平成18年3月1日~平成21年2月28日3年間。
契約金額は3年間で2億1千万円。

九州石油は大分市内に製油所を持ち、九州地方を中心にガソリンスタンドを展開。
同社は「九州への社会貢献の観点から応募した」としている。
大分県は2004年11月に募集を開始。
年額1億円で5年間という当初の募集に対しては応募はなく、条件を緩和していた。

●ネーミングライツ導入競技場 

球技場

所在地

 契約額

 味の素スタジアム

調布市

 12億円/5

 日産スタジアム

横浜市

 235,000万円/5

 フクダ電子アリーナ

千葉市

 5億円/5年半

 ユアテックスタジアム仙台

仙台市

 7000万円/3

 九州石油ドーム

大分市

 21千万円/3年間

 長居陸上競技場

大阪市

 新潟スタジアム

新潟市

    野 球 場

 フルキャスト宮城

仙台市

 2億円/2

 インボイスSEIBUドーム

所沢市

 5億円/2

 スカイマークスタジアム

神戸市

 2億円/3

 ヤフードーム

福岡市

 25億円/5

長居陸上競技場も導入へ
大阪市は2007年世界陸上選手権のメイン会場で、セレッソ大阪の本拠地でもある長居陸上競技場のネーミングライツを売却する方針を固めた。
同競技場の04年度の年間利用者数は約44万人で、使用料収入は約1億1600万円と伸び悩む一方、維持費は約5億円に達する。抜本的な財政改革に取り組む中、新たな財源を確保することが狙い。
マスコミで取り上げられる回数が長居競技場と近い味の素スタジアム(東京都調布市)のネーミングライツ年間約2億4000万円を参考に、販売価格を決める。
世界陸上開催に関して、企業名を冠した施設は使用できないため、実際の売却は選手権後になる。

ビッグスワンも募集中
また、Jリーグで年間観客動員数1位を誇るアルビレックス新潟のホーム戦を中心に年間100万人の入場者を集めている新潟スタジアム(愛称ビッグスワン)ですら、維持費や人件費がかさみ、04年度は2億4000万円の営業赤字を出している。
このため、新潟県はビッグスワンの命名権を売却すると発表。年間1億2000万円以上で、5年以上の契約を条件とし、大手広告会社数社を通じて企業を募集し、新名称は2006年度から導入としているが、間に合うだろうか。

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