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April 03, 2006

JOCが肖像権を持つシンボルアスリート 06年はこのメンバーで

JOC(日本オリンピック委員会)は3月31日、選手の肖像権を使用し、企業から協賛金を募る「シンボルアスリート」として柔道の谷亮子(トヨタ自動車)や卓球の福原愛(グランプリ)ら夏季競技の6選手が契約に合意したと発表した。
競泳の柴田亜衣(チームアリーナ)が新たに加わった。
谷、福原のほか柔道の井上康生、(綜合警備保障)、陸上の末続慎吾(ミズノ)、レスリングの浜口京子(ジャパンビバレッジ)は昨年に続く契約。契約期間はことしの12月末までとなっている。
協賛金3億円で協賛企業を募るこの事業は昨年から開始されたものだ。
北京五輪の2008年まで契約する「オフィシャルパートナー」が25社も集まるなど好調で、JOCの大きな収入源となっている。

トリノ冬季五輪フィギュアスケート女子金メダリスト荒川静香(プリンスホテル)ら冬季競技5選手との契約は6月末まで残っている。

選手名

主な競技実績

備考

荒川静香

フィギュアスケートトリノ五輪金メダル

066月まで

村主章枝

4位 06年世界フィギュア銀メダル

同上

安藤美姫

15

同上

葛西紀明

ジャンプトリノ五輪代表

同上

岡崎朋美

スピードスケートトリノ五輪500m4

同上

室伏広治

アテネ五輪ハンマー投げ金メダル

辞退

末續慎吾

2003世界陸上200m銅メダル

井上康生

柔道シドニー五輪金メダル

谷亮子

柔道シドニー・アテネ五輪金メダル

浜口京子

レスリングアテネ五輪銅メダル

福原愛

卓球アテネ五輪代表

柴田亜衣

競泳アテネ五輪800m金メダル

新規

 

JOCは選手の肖像権を一括管理しCMなどに利用していたが、権利意識の高まりなどを受けて肖像権を選手へ返還することを決定。 新たに、契約により預けてもらう方式を導入した。 シンボルアスリートは1年間、最高2000万円で肖像権を預けるという制度だ。 05年から始まったこの制度の目玉だった室伏広治は06年は辞退した。
ミズノによると、室伏と話し合った結果、本人の肖像権に対する考え方を尊重したという。室伏は「今後は競技の分野で今まで以上に活躍するとともに、競技以外の分野でも活動の幅を広げ、スポーツ界の発展に寄与したい」とコメントした。 (中略)室伏は「目玉選手」の一人としてJOCスポンサーのロッテや味の素のCMに出演した。(共同通信2005年12月19日)
室伏同様に辞退するとみられていた卓球の福原愛、柔道の谷亮子は一転、今年も継続することになった。
卓球の福原愛(17)=グランプリ=が、日本オリンピック委員会(JOC)のシンボルアスリート(SA)契約を続ける意向であることが14日、わかった。父の武彦さんが明らかにした。「少なくとも北京五輪(08年)までは続ける責任がある。JOCや協会の役目は大事。周囲にも理解を得たい」としている。 SA契約はJOCの肖像権ビジネスの柱だが、昨年末、陸上の室伏広治(ミズノ)が「自由な活動ができない」などとして契約更新を辞退し、柔道の谷亮子(トヨタ自動車)も同じ意向を示している。武彦さんは、周囲に辞退を勧める声があったことを認めながら「愛はまだ若く、JOCには今後も長くお世話になる。金銭的な問題は二の次」と話している。(asahi.com 06.03.14)

谷クラスなら、シンボルアスリートを辞退していればCM1本で4~5000万円の契約が結べるはずだが、あえて辞退したことになる。
所属のトヨタの意向もあるだろうし、柔道や他競技の五輪を目指す後進に役立ちたいとの意思もあるのだろう。

シンボルアスリートを辞退しているのは高橋尚子、野口みずき、北島康介、野村忠宏、上村愛子など。
この問題については様々な考え方があっていい。
ただ、ある競技で見られたような、シンボルアスリートのおかげで代表選考に影響が出ることは、もう辞めてもらいたい。

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