重傷のオーウェンの補償金は6億5000万円
昨夜のW杯決勝T1回戦 イングランド対エクアドル
イングランドは後半15分、左サイド約25メートルの位置で得たFKを、ベッカムが直接決め、そのまま逃げ切った。ただ、得点はこのセットプレーだけ。カリックを守備的MFに入れ、ルーニーの1トップとした新布陣はロングボールこそ減ったものの、ルーニーが前線で孤立し、いい連係パスは数えるほど。成功とは言えなかった。(時事通信)
21日のイングランド対スウェーデンの試合でマイケル・オーウェン(ニューカッスル・ユナイテッド)が右膝の靭帯断裂の重傷を負った。
全治8ヶ月との報道もある。
そのためイングランドはルーニーの1トップで臨まざるを得なかった。
実は、筆者はサッカーの契約について誤解していたところがある。
選手が所属クラブを離れ、代表チームに参加する際は一種のレンタルであり、拘束する日数に応じて、協会はクラブ側に報酬を払っているものだと思っていた。
ところが、現在のルールでは、選手が代表に呼ばれてクラブを離れても、クラブは何の金銭的補償も受けないことになっている。
さらに、ケガや故障を起こしても協会に補償の義務はないというのだ。
代表の日程は「インターナショナルマッチデー」制度があり、クラブの試合と重複はしないことが大原則。
W杯やEUROも日程的に国内リーグとは重複しないので問題はないという考え方だ。
そこでオーウェンの話に戻るが、オーウェンは、昨年12月のニューカッスル対トッテナム・ホットスパー戦で骨折し、W杯への出場が危ぶまれた。
W杯には間に合ったものの、このスウェーデン戦のケガで、今度はプレミア復帰の目途が立っていない。
原則通りに行くのなら、ニューカッスルは試合に出られないオーウェンの給料をそのまま払わなければならないところだが、イングランドサッカー協会(FA)は、オーウェンの復帰までの報酬を肩代わりすることを発表した。
どうもFAでは、選手が代表で怪我をした場合、治療期間中の報酬をクラブに変わって支払うと決めているようだ。
AP通信によれば、肩代わりされるオーウェンの報酬は1週間で10万3000ポンド、約2200万円、本当に復帰まで8ヶ月かかるのなら、FAの補償総額は300万ポンド、6億5000万円を超えてくる。
オーウェンの推定される年棒は約11億円になる。ちなみに現在日本人選手最高年棒は中村俊輔(セルティック)の3億2000万円。
これに対してFIFAのブラッター会長は、W杯大会の保険を特例で適用する可能性があると明らかにしている。
クラブが保険をかけることと、代表チームに入った時は各国・地域協会が補償することを原則にしており、同会長は「この2つでカバーできない場合に基金を用意しており、本来はこうした重傷のためにあるものではないが、大会が終わるまでに決めたい」と話した。(共同通信)
とはいえ、大会直前の親善試合中国対フランスで骨折し、W杯を棒に振ったシセの例もある。
本大会でない試合の補償はどうするのか。
問題点は多々ある。
The comments to this entry are closed.



Comments