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June 24, 2006

因果応報? 韓国戦で微妙な判定

ある意味多くの人が、起こりうるのではないかと思っていたことが起きた。

W杯G組最終戦 FIFAブラッター会長の母国スイスと対戦した韓国。
0-1で迎えた後半32分、スイスが自陣でボールを奪いカウンターから中央で展開し、スルーパスに抜け出したフレイがキーパーを交わし、ゴール中央に流し込んだ。
線審はオフサイドの旗を挙げ、オフサイドと思い込んだ韓国守備陣の脚が止まる、そのすきのシュートだった。 

アルゼンチン人の主審はゴールを認めた。
主審に詰め寄る韓国選手たち、だが、判定は覆らない。
これで韓国は16強のためには、残り13分で3点以上が必要となり、万事休した。

4年前、対ポルトガル、対イタリア、対スペインと大胆な審判の判定に助けられ、4強入りした韓国がお返しを受けた形だ。

スイスはドイツ系の人も多く、いわば準ホーム。
スタジアムに詰め掛けた8割はスイスのサポーター。
この状況も4年前とは逆だ。

仏教用語に因果応報という言葉がある。
まさにこの言葉を思い起こす一戦だった。(意味の分からない人は辞書を引きましょう)

フランスは2-0でトーゴを下し、16強の最後の切符はスイスとフランスが手にし、アジア・アフリカからはガーナだけが勝ち進んだ。

とはいえ、世界的に評価の高い朴智星はもちろん、李天秀の豊富な運動量、監督の采配、日本よりは明らかに上だったと言えるのではないだろうか。


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