それでもMVPジダンの理由
FIFAはW杯ドイツ大会の最優秀選手に贈られる「ゴールデンボール賞」に、フランスのジネディーヌ・ジダンを選んだ。
FIFAがノミネートした10人の候補選手の中から記者投票で選ばれるもので、投票には3人の名前を連記する。
1位が5点、2位が3点、3位が1点で、合計点で争われた。
ジダンは最多の2012点、2位はイタリアのDFカンナバロが1977点、3位はイタリアのMFピルロで715点。
ジダンはマテラッツィに頭突きをし一発退場。表彰式にも出ず、これについてコメントを発していず、様々な推測が流れている。
一方のマテラッツィについてはこういうニュースが入っている。
国際サッカー連盟(FIFA)理事を務める日本サッカー協会の小倉純二副会長は11日、ワールドカップ(W杯)ドイツ大会決勝(9日)で退場処分を受けたフランスのジダン選手と、頭突きを受けたイタリアのマテラッツィ選手がFIFAの規律委員会から処分を受ける可能性があることを明らかにした。(産経新聞)
ジダンの受賞の是非については意見の分かれるところだろうが、投票は、試合会場のプレスルームに投票用紙が置かれ、決勝を取材した記者なら誰でも投票できるシステムが採られた。
多くの記者が決勝の試合前に投票した可能性が高いといわれているが、決勝戦終了後の9日中なら投票ができたようだ。
前回2002年大会は決勝の試合前の投票でMVPのカーンが決定しており、試合後の投票だったら結果は変わっていたと指摘する人もいる。
●最近のW杯MVP
1982年 ロッシ(イタリア)
1986年 マラドーナ(アルゼンチン)
1990年 スキラッチ(イタリア)
1994年 ロマリオ(ブラジル)
1998年 ロナウド(ブラジル)
2002年 カーン(ドイツ)
2006年 ジダン(フランス)
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Comments
なんかMVP剥奪の可能性も出てきたみたいですね
Posted by: sawasawa | July 13, 2006 08:22 PM
SAWASAWA様
FIFAの20日の聴聞会次第ではあり得ますね。
Posted by: 管理人 | July 14, 2006 11:14 AM