ジダン、露鵬、ズレータ 最も重い処分を受けたのは誰だろうか
W杯ドイツ大会決勝で頭突きをし、退場になったジダン及びジダンを中傷したとされるマテラッツィの処分がFIFAから発表された。
ジネディーヌ・ジダンは3試合の出場停止と£3,260(約70万円)の罰金、マルコ・マテラッツィは2試合の出場停止と£2,170(約50万円)の罰金。
とはいうもののジダンは既に現役引退しているため、FIFAで3日間の社会奉仕を要求されるという。
またFIFAはマテラッツィの挑発は人種差別的な言葉ではなかったと強調している。
そしてジダンのW杯MVPの剥奪は全く問われなかった模様だ。
マテラッツィの出場停止はイタリア代表であるか、所属のインテルかは不明だ。
退場処分になったジダンを重く罰したものの、両者にとっても軽目の処罰にまとめたようだ。
両者にとって70万だ50万だという罰金は痛くもない。
ジダンというサッカー界の功労者に対しFIFAが温情処分を下し、決勝でフランスに勝利したイタリアのマテラッツィも処分することで、フランス側の不満を払いのけた形だ。
ジダンに課せられる社会奉仕は少年サッカーのコーチ程度のものだろう。
他の競技で最近罰則を受けたといって思い出すのは、今月15日に毎日新聞のカメラマンに暴行した大相撲の露鵬。
ロシア出身の露鵬は3日の出場停止処分を受けた。
本人に罰金はなく、年間90日の本場所からすると、軽い。
それでも北の湖理事長によると、土俵外のことでの出場停止処分は史上初めてという厳罰だそうだ。
一方、プロ野球では4月の日本ハム戦で金村投手に暴力行為をはたらき、パ・リーグから10試合の出場停止と罰金30万円の処分を受けたソフトバンクのズレータは、その後西武球団にも罰金100万円を科されることになった。
ジダン、露鵬、ズレータ 最も重い処分を受けたのは誰だろうか。
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