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August 12, 2006

続 双子選手の謎

かつて、双子選手の謎というエントリーを書いたことがあるが、一流スポーツ選手に双子が少なからずいる。

まずはサッカーの佐藤寿人・勇人の兄弟だ。
兄の勇人はユース時代から千葉(市原)というオシム門下生、弟の寿人は市原からC大阪などを経て、現在は広島に在籍している。
今日13日は、イエメン戦に向けた日本代表が発表され、兄弟揃っての選出が濃厚といわれている。
 

もう一組はバスケットの竹内兄弟だ。

世界バスケットボール選手権に出場する日本代表12名が決まった。
当初、日本人初のNBA選手となった田臥勇太(現アルバカーキ)やエリック・マッカーサー、(米国出身の日本国籍)、高橋マイケル、佐古賢一などジェリコ・パブリセビッチ監督のもともとの意向に沿わないベテラン勢も協会主導で呼ばれていた。

第1次代表合宿のミーティングの前に田臥が杉浦男子強化部長と面談し、改めて日本代表、世界選手権を辞退。佐古や高橋も合宿参加を拒否、その一方折茂武彦、古田悟は代表合宿への参加を決めた。

日本のバスケット協会傘下にない独立プロリーグであるbjリーグからは日本代表を選出しないことを決めていたため、かなり狭い選択肢の中から日本代表を選ばざるを得なかった。

そして選ばれた日本代表12名が下記である。
パブリセヴィッチ監督は説明する。「フィジカル能力の高いチームを組んだ。身長だけを重視したのではないが、歴代代表の中でも、最も背が高い方に入ると思う」。
平均身長1m94というが224cmの岡山恭宗氏がいた頃の方が、高かったかもしれない。
24カ国の参加する世界バスケは、6カ国が予選グループを戦い、上位4カ国がファイナルラウンドに進める。
目標の16強についてパブリセヴィッチ監督は「シューティングガードの守備と、パワーフォワードのシュートが勝敗のカギを握る」と語っている。

パワーフォワードを務めるのが竹内公輔・譲次の双子のツインタワーだ。
兄弟はともに205センチ、洛南高校出身。
公輔は慶應義塾大学総合政策学部4年、2004年に慶大を45年ぶりの優勝に導いた立役者のひとりだ。
一方の譲次は東海大学体育学部4年に在学している。

●日本代表メンバー
No 選手   P 身長 体重 年齢 所属
4 川村卓也 SG  191 79 20 オーエスジー
5 山田大治 PF 200 105 25 トヨタ自動車
6 桜井良太 SG  194 75 23 トヨタ自動車
7 五十嵐圭 PG 180 67 26 日立
8 柏木真介 PG 183 78 24 アイシン
9 折茂武彦 SG 190 77 36 トヨタ自動車
10 竹内公輔 PF 205 90 21 慶 大
11 網野友雄 SG/F 196 88 25 アイシン
12 節政貴弘 PG 180 78 34 東 芝
13 古田悟 C 199 95 35 トヨタ自動車
14 伊藤俊亮 C 202 98 27 東芝
15 竹内譲次 F/PF 205 93 21 東海大

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