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September 08, 2006

岩崎恭子の金メダルタイムを超えた

競泳では史上最年少(14歳6日)で五輪金メダルを獲ったのは岩崎恭子。
ではどの五輪だったか?

「今まで生きてきた中で、いちばんしあわせです」という名文句は忘れることはないだろうが、いつの大会かとなると曖昧な記憶の方も多いのではないだろうか。

岩崎恭子が金メダルを獲ったのは、1992年のバルセロナ五輪の200m平泳ぎでのことだからもう、14年も前の話だ。
このタイムは2分26秒65。
現在でも好記録に値する。

岩崎は20歳で引退するが、彼女の記録超え、更新し続けたのは、同い年だった田中雅美だ。
個人で五輪メダルにはつい届かなかった田中雅美だが、200mのベストは、2000年4月23日、シドニー五輪の選考会で出した2分24秒12。

この岩崎、田中の2人の記録が長い間日本歴代の1・2位を占めていたのだが、先日のインカレでついに岩崎のタイムを超えるスイマーが出た。

優勝した田村菜々香(東海大)が2分25秒37、2位の種田恵(神奈川大)2分26秒45で
歴代日本ランクで田中に次ぐ2・3位に入ってきた。

同年代に競い合う選手が出ると記録は伸びるが、世界記録はリーゼル・ジョーンズ(オーストラリア)の2分20秒54。
まだ、かなりの差がある。

●200m女子平泳ぎ 日本ランキング
1.田中雅美 2分24秒12 2000年4月
2.田村菜々香 2分25秒37 2006年9月
3.種田恵 2分26秒45 2006年9月
4.岩崎恭子 2分26秒65 1992年7月 金メダルタイム

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