大菅小百合は大和ハウス、金メダルの西谷岳文は競輪学校へ
スピードスケート女子500mで37秒54の日本記録を持つ大菅小百合が9月1日付けで大和ハウス工業に入社が決まり、2010年バンクーバー五輪を目指すと発表した。
5月に日本電産サンキョー(旧三協精工)を退社した大菅は当初、スポンサーを見つけて一人でやりたいと語っていたが、大企業の社員選手に落ち着いた。
今季の目標に冬季アジア大会(中国・長春)の優勝と世界距離別選手権での日本記録更新を挙げたという。
●大菅小百合 五輪結果
2002年 ソルトレークシティー五輪 スピードスケート500m12位
2004年 アテネ五輪 自転車女子500mタイムトライアル10位
2006年 トリノ五輪 スピードスケート女子500m8位
スピードスケートついでで少し古くなってしまったが、競輪選手を養成する日本競輪学校は8月25日、1998年長野五輪ショートトラック男子500m金メダルの西谷岳文、2002年ソルトレークシティー五輪スピードスケート代表の羽石国臣、2006年トリノ五輪スピードスケート代表の今井裕介、2004年アテネ五輪陸上男子400m障害代表の吉沢賢が、入学試験に合格したと発表した。
日本競輪学校では世界規模の大会で優秀な成績を収めた者を対象として特別選抜試験を実施している。
かつては五輪個人種目で銅メダル以上が条件だったが、五輪8位入賞以上になり、現在はこれに準ずる成績でも可、しかも年齢条件も撤廃されたため31歳の羽石国臣も入学が可能となった。
陸上五輪代表選手の競輪学校合格は吉沢が初となる。
●参考エントリー
はっきり言って甘いぞ 大菅小百合
スピードスケート五輪代表から競輪へ
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