JOC強化費配分の競技団体ランク決まる
日本オリンピック委員会(JOC)は16日の理事会で、2007年度の強化費配分の基準となる競技団体ランクを報告し、スケートが最高ランクの特AからAに、スキーがAからBに降格した。
冬季競技は実績評価の対象となる1998年長野五輪が07年度から外れ、02年ソルトレークシティー五輪、06年トリノ五輪で全体的に不振だった両競技団体のランクがともに降格。スケートはAランクは4年ぶりで、スキーは初のBランク。ボブスレー・リュージュもBからCに下がった。
最高ランクの特Aは水泳、柔道、ソフトボールの3競技団体。ホッケーとフェンシングがともにCからBに格上げとなった。(時事通信)
冬季五輪の翌年で9年前の長野五輪の実績も対象から外れ、冬季競技団体にとっては厳しいランク付けだ。トリノ五輪で荒川静香が金メダルを獲ったスケートだが、スピード、ショートトラックとも惨敗し、ランクを下げた形だ。
逆にドーハアジア大会で準優勝し、北京五輪出場権を得た女子に引っ張られ、ホッケーがCからBへ、アジア大会やユニバーシアードで金メダルを獲ったフェンシングもBに昇格した。
世界最強の(女子)レスリングが特Aでないなど、やや疑問の残る評価もある。(もちろん男子が女子に比べて劣るわけだが)
●強化費配分の基準となる競技団体ランク
(特A) 水泳、柔道、ソフトボール(A) 陸上、体操、レスリング 野球、スケート
(B) サッカー、テニス、バレーボール、セーリング、卓球、自転車、バドミントン、ライフル射撃、カーリング、スキー、ホッケー、フェンシング
(C) ボート、ボクシング、バスケットボール、重量挙げ、ハンドボール、馬術、近代五種、バイアスロン、カヌー、アーチェリー、アイスホッケー、クレー射撃、トライアスロン
(D) トランポリン、ソフトテニス、ラグビー、武術太極拳、空手
では具体的にいくらくらいの助成金が選手に渡ってるのだろうか。
水泳を例に見てみよう。
水泳競技では、競泳、シンクロにその対象者がいる。
エリートAは月200,000円、エリートBは月100,000円。チームゲームの場合は、各月額の1/2とあるから、シンクロのチームの選手は月100,000円。
表には省略をしたが、下記以外にもユースエリートに分類される選手が競泳、シンクロそれぞれいて
ユースエリートは月50,000円、スタッフ(コーチ)は月100,000円だそうだ。
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アテネ五輪平泳ぎ2冠の北島康介は、自分で肖像権を管理しているプロ選手のため、助成対象には入っていない。
北島の場合は、日本コカコーラと所属契約をし、その契約金は北京五輪の2008年まで4年間で推定4億円。ほかにもミズノとはアドバイザリー契約を08年まで結び、ロッテのCMにも出演し、3社の契約金の合計は年間2億円以上といわれている。
また同じくアテネ五輪金メダリストの柴田亜衣は、JOCシンボルアスリートの一人で、肖像権をJOCに預ける代わりに年間2000万円ほどの収入がある。
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