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February 27, 2007

韓国の孤児だったトビー・ドーソン 今日父親と再会

トビー・ドーソンを覚えているだろうか?
昨年の今頃話題になっていた人物だ。

トビー・ドーソンは、トリノ五輪男子モーグルで銅メダルを獲得したアメリカ代表の選手だ。とはいうものの、その容姿は東洋人だ。

3歳まで韓国の孤児院にいたドーソンは、アメリカ人のスキーインストラクターの養子になり、渡米した。
スキーの手ほどきを受け、素質が開き、モーグルのアメリカ代表、そしてメダル獲得に至った。

Mogul「実の両親に会うためにオリンピックに出た、本当の親がテレビで見てくれていたかもしれない」。
銅メダルを獲得したドーソンは、記者会見の席でしみじみと語ったという。
このことばは韓国中で話題となったが、父親と名乗り出る人物があまりにもたくさん現れ、ドーソンは精神的に負担を感じ両親探しをしばらく中断していたこともあった。

釜山に住むバスの運転士キム・ジェス氏は、20数年前、市場の近くで母親と買い物に来ていた息子が行方不明になった。
「ドーソンを見た瞬間、1981年に釜山市の中央市場と自由市場の間で行き別れた息子の“ボンソク”だと一目でわかったよ。」
こう話すキム・ジェス氏とドーソン。両者のDNA鑑定の結果、親子である確率は99.99482313%。
実の親子であることが証明された。

ドーソンは27日午前7時に仁川空港に着き、この日の内に親子の再会の実現となる。
なお残念ながらドーソンの実の母は再婚し、キム・ジェス氏とは一緒に住んでいない。
(PHOTO:AP)

●参考記事
韓国の孤児だったドーソン(米) 銅メダルに「本当の親がテレビで見てくれていたかもしれない」

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冬季オリンピック 栄光と挫折の物語
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