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March 05, 2007

世界ノルディック選手権閉幕

ジャンプ団体で銅メダルを獲得し、女子スプリントで夏見が日本距離史上最高の5位。入賞ゼロに終わった2年前のドイツ・オーベルストドルフ大会、8位入賞が4種目あったとはいえメダルに届かなかった昨年のトリノ五輪を考えれば、日本ノルディック陣は一時の低迷を脱したように見える。
だが、今回はワックス選定やコースなどで地の利があった上、ジャンプの銅メダルは「神様からのプレゼント」と全日本スキー連盟(SAJ)の伊藤会長が評したように、外国勢の失速という幸運に恵まれた。日本の銅メダルは「世界3位」の実力を示しているわけではなく、個人戦ではラージヒル、ノーマルヒルともに惨敗した。
序盤にエース高橋を骨折で失った複合と、距離の男子はともに低調。夏見以外にも石田、福田ら距離女子の奮闘だけが目立った。日本選手団の池上団長(SAJ専務理事)は地元開催での物足りない結果を聞かれ「全くその通り。これを引き金に(強化を)やっていきたい」と神妙な口ぶりだ。
次回世界選手権は2年後、バンクーバー五輪は3年後。ジャンプの岡部と葛西は現在それぞれ36歳と34歳で、夏見も28歳。いつまでもベテラン頼みでは心もとない。「ジュニア世代が伸びてくれれば」と語るのは複合の河野ヘッドコーチ。ジャンプで栃本、伊藤の17歳コンビが初めて大舞台を経験したが、今後は各競技とも若手の育成、世代交代が課題となる。

総観客数は9万人=世界ノルディック
ノルディックスキーの世界選手権札幌大会組織委員会は4日、大会の総観客数が9万2646人だったと発表した。実際には入場券が販売されていない公式練習での観客も含まれており、それを除いた観客数は9万176人。組織委では当初、観客数を19万人と見込んでいた。(時事通信) 

1966年以降の世界ノルディック選手権の日本チームのメダル獲得状況をまとめると次のようになる。
1974年から1989年までは省略。

1966

0

1

0

1968

0

0

0

1970

0

1

0

1991

0

0

1

1993

3

0

0

1995

2

1

1

1997

2

2

0

1999

1

2

3

2001

0

0

0

2003

0

1

2

2005

0

0

0

2007

0

0

1


書きたいことはたくさんあるが、忙しいのでまたあとで。


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