フェルプスの賞金は2055万円、北島康介は245万円、安藤美姫は518万円
豪州のメルボルンで開催されていた世界水泳選手権が終わった。
多忙で期間中ひとつもエントリーしなかったが、今更だが少しずつ書こうと思う。
会場となっていたのは「ロッド・レーバーアリーナ」。
そう、全豪オープンテニスの主会場だ。
ここに仮設プールを造り、競技が行われた。2001年の福岡大会以来仮設プールが使われている。
世界水泳は五輪の前年と後年に開かれている。
4年間に3回の世界大会がある訳で、選手にとってはモチベーションの維持が問題になる。
そのため、現在では賞金が導入されている。(もちろん五輪には賞金はない)
今大会は次のような賞金がついた。
優勝:1万2000ドル
2位:7000ドル
3位:5000ドル
世界記録ボーナス:2万5000ドル
リレー競技は4人分の賞金は出ず、個人種目と額は変わらない。
おそらく4分の1にしているだろう。
今大会最も注目を集めたのは1972年ミュンヘン五輪のM・スピッツに並ぶ7冠を達成したM・フェルプス。
一体、賞金だけでいくら稼いだのか?
フェルプス7冠の内訳はこうだ。
①400mリレー 3分12秒72 4000ドル
②200m自由形 1分43秒86 世界新 1万2000ドル+2万5000ドル
③200mバタフライ 1分52秒09 世界新 1万2000ドル+2万5000ドル
④200m個人メドレー 1分54秒98 世界新 1万2000ドル+2万5000ドル
⑤800mリレー 7分3秒24 世界新 4000ドル+6250ドル
⑥100mバタフライ 50秒77 1万2000ドル
⑦400m個人メドレー 4分6秒22 世界新 1万2000ドル+2万5000ドル
合計 17万4250ドル
約2055万円を稼いだことになる。
21歳のフェルプスにとっては高いか安いか?
不世出の超人への賞金としては安いのではないか。
日本人選手で一番稼いだのはやっぱり北島康介。
個人種目で金1、銀1、リレーで銀1。
2万750ドル 約245万円。
残念ながらフェルプスよりも0がひとつ足らない。
ちなみにだが、 先の世界フィギュア優勝の安藤美姫の賞金は4万5000ドル(約518万円)。
2位になった浅田真央と高橋大輔の賞金は2万7000ドル(約229万円)だ。
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