イリーナ・スルツカヤが妊娠
ソルトレークシティ五輪で銀メダル、トリノ五輪フィギュアで銅メダルを獲得したイリーナ・スルツカヤ(ロシア)が妊娠したことが分かった。出産は秋になり、それまではアイスショーのツアーには出場せず、ロシアで静養するそうだ。
トリノ五輪後、現役引退の報が流れ、翌日自らそれを否定したスルツカヤ。
先日の東京世界選手権には現れなかった。
現在28歳、優勝した安藤美姫や浅田真央といった10代のスケーターも悪くはないが、あそこにスルツカヤがいたら、と思ったスケートファンも多かったのではないか。
バンクーバー五輪では31歳、普通に考えても難しいが、ここで出産すると五輪をめざしての復帰はないだろう。
スルツカヤといえば闘病も思い出す。
2003年、実母が重度の腎臓病になり、スルツカヤ自身も自己免疫疾患(アレルギー性肉芽腫性血管炎)という難病にかかり、気管支炎を併発。一時期は歩行も困難になり、トイレに這って行ったというはなしもあった。それでも、1年間の病気療養の末、2004年の世界選手権では9位に終わるも奇跡的な競技復帰を果たしている。
この一連の闘病時には既に結婚していた訳だ。
結婚は1999年というから20歳のとき。
およそ日本人の女性スポーツ選手には考えられない、安藤美姫ならあり得るかもしれないが・・・。
とにかくおめでとう。
●参考記事 イリーナ・スルツカヤが引退
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