東京は最上級の五輪を実現できる
東京五輪招致委員会アドバイザーのフランス人 エサール・ガブリエル氏の記事が、共同通信に配信された。
2016年夏季五輪の開催を目指す東京五輪招致委員会にとって頼れる強力な助っ人だ。二月初めに契約を結び、河野一郎事務総長のアドバイザーとして月に一度のペースで来日し、招致活動を支援。「トウキョウは最上級の五輪を実現できる」と高く評価する。その経歴は、まさにスポーツ大会運営の「プロ」だ。1998年サッカーのワールドカップ(W杯)フランス大会、2000年シドニー五輪と同パラリンピック、03年世界陸上選手権(パリ)で競技会場責任者など重要ポストを歴任。12年夏季五輪招致では、ロンドンに惜敗したパリの招致委員会で事務方ナンバー2に当たる最高執行責任者を務めた。アフリカでも広い人脈を持つ。豊富な国際経験で日本の弱点を補う役割が期待され、日本オリンピック委員会(JOC)からの信頼も厚い。1964年の夏季五輪で使った既存施設と東京湾沿いに新設する施設が融合する東京都の開催計画は「都の長期的都市計画にうまく収まっているが、さらにいい計画にできる」と自信をみせる。両親ほレバノン人で、ガーナ生まれ。10歳でフランスに移住し、経営学修士を取得した後にスポーツ界に入った。日本食の大ファンで、都内の地で競下鉄を自由に乗りこなす。世界的な舞踏家、大野一雄氏を尊敬するなど云術通の一面も。「招致成功への道のりは長い。カギは東京都JOC 、政府などかかわる人すべてが一致団結すること」と訴えた。パリ在住。独身。四十歳。(共同通信)
2012年夏季五輪招致レースで、パリに勝ったロンドンには往年の名中距離ランナー、セバスチャン・コーがいて、文句なしのロンドンの顔だった。
1998年の長野五輪にはそれこそ世界中を駆け回ったMR.NAGANOこと吉田聡一郎氏がいたし、IOC総会では振袖を着てスピーチし、開会式では最終聖火ランナーを務めた伊藤みどり氏も長野の顔だった。
この見事に眉毛のつながった人物ガブリエル氏がMR.TOKYOとして東京五輪招致運動の先頭に立つのだろうか。それともこの人は裏方で活躍し、TOKYOの顔は別の人物が務めるのか?
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