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August 10, 2007

ボンズ756号 でも視聴率は1.1%

米大リーグ、ジャイアンツのバリー・ボンズ外野手(43)がメジャー通算本塁打記録を塗り替える756号を放った7日(日本時間8日)の試合の視聴率が、1.1%だったことが8日(同9日)、分かった。 スポーツ専門局ESPN2で中継され、視聴世帯は99万5000に相当。1974年にハンク・アーロンがベーブ・ルースの記録を更新する715号を放ったときはNBCが中継し、視聴率は22.3%(1490万世帯相当)。現在はチャンネル数が多いことなどから大差がついたようだ。(AP/SW/共同)

MLBは好況が伝えられる。
2006年には全体で52億ドル(約6130億円)の収入があり、全30球団の観客動員数は7600万人を超えた。
今年もこの数字は更新されると見られている。
7月21日に行われた16試合の観客動員も63万9628人に達し、1日の記録としては史上2位を記録している。
(過去最多記録は1999年7月3日の17試合で64万412人。)

その割りにテレビの視聴率はあまり高くない。
イチローがMVPを獲得したMLBオールスター戦(10日)を中継したFOXテレビの視聴率が8・4%。ニールセン社の調査結果によると、視聴者数は推定約3140万人だという。

オールスターから比較しても、薬物使用疑惑で人気のないボンズとはいえ、MLB新記録の試合が1.1%とは、随分全米の関心は低い。
王監督が現役時代、H・アーロンのMLB記録を超えたときには随分と騒がれた記憶があるが、果たしてどのくらいの数字を獲っていたのだろうか。
あまりに昔過ぎて確かな数字が出てこない。

ちょうど30年前の1977年8月31日、王さんがハンク・アーロンの持つ755号に並んだ日の瞬間最高視聴率は、50・2%(ニールセン調査)。
残念ながら756号の数字はわからない。
多チャンネル化は日本も同様だが、今だったらどのくらいの数字を獲っただろうか。


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