快挙! ボクシングライトウエルター級で銅メダル獲得
アマチュアボクシングの世界選手権に出場し、既に8強入りし、北京五輪出場権を獲得したライトウエルター級の川内将嗣が銅メダルを獲得した。
準決勝でセリク・サピエフ(カザフスタン)に3回RSCで敗れたものの、ボクシングも柔道、レスリング同様3位決定戦を実施しないため銅メダルが決まった(銅メダリストが2人になる)。
日本選手の世界選手権メダリストは、1978年大会フライ級銅メダルの石井幸喜以来、29年ぶり2人目。
アマチュアのライトウェルター級は60-64kg。
川内将嗣の身長は178センチ。
このクラスのメダル獲得は大快挙だろう。
北京五輪では40年ぶりの日本人五輪メダルに挑むことになる。
アマの世界選手権は1974年に始まった。五輪の日本人メダリストは東京五輪金メダルの桜井孝雄さんを始め3人いるが、いずれも世界選手権実施以前に活躍した選手だ。
日本人唯一の世界選手権メダリストだったのが石井幸喜。
非常に懐かしい名前だ。
アフリカ系アメリカ軍人を父に持つハーフで、1978年バンコクアジア大会で優勝。
タイのマスコミにすれば、その追い立ちが非常に珍しかったらしく、現地の新聞に随分大きく扱われた記憶がある。
翌々年のモスクワ五輪には挑まず、(経済的な理由だったはずだ)、79年にプロ転向したが、タイトルには縁がなかった。
●参考記事
ボクシング 北京五輪出場権獲得
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