« 2018年W杯招致、思惑が絡み激戦になりそう 日本も関心 | Main | 男子選手よりもでかい?栗原恵 »

November 01, 2007

ボクシング 北京五輪出場権獲得

アマチュアボクシングの北京五輪予選を兼ねた世界選手権は30日、当地で各階級が行われ、ライトウエルター級3回戦で川内将嗣(専大)がグルジアの選手に21-18で判定勝ちして準々決勝に進出し、今大会の各階級8位以内に与えられる五輪出場権を獲得、代表に内定した。1回戦でアテネ五輪覇者のマヌト・ブンチュムノン(タイ)を破る番狂わせを演じ、この日は3回を終えて11―16とポイントをリードされたが、最終の4回で10―2と圧倒して逆転勝ちした

一方、フライ級の須佐勝明(自衛隊)、ライトフライ級の大久保賢児(早大)とも3回戦で敗れて8強入りを逃し、各階級8位以内に与えられる北京五輪出場権を獲得できなかった。
昨年のアジア大会銅メダルの須佐はイタリア選手に14-24で判定負け。大久保もアイルランド選手に6-24で敗れた。
               ★                 ★
五輪のボクシングは1904年セントルイスオリンピックから実施され、現在はライトフライ級からスーパーヘビー級までの11階級に分かれているほか、17歳から34歳までという年齢制限も存在する。
2分間のラウンドを4ラウンドまで戦う形式で、ヘッドガードを着用するなど、厳格なルールが適用されており、有効打によるポイントで勝敗が決する。

アテネ五輪の際、出場権をかけた最終予選で日本はすべての階級で出場枠の与えられる決勝戦に進めず、1928年アムステルダム大会から続いていた出場記録は途絶えかけた。ところが、ライトフライ級の代表となったパキスタンの選手が故障のため五輪出場を辞退。代替出場として同級の五十嵐俊幸が出場権を獲得した。そして今回川内将嗣が北京五輪代表に決まったため、連続五輪出場記録は更新されている。

五輪でメダルを獲った日本人選手は、ローマ五輪でフライ級の田辺清氏が銅メダル、東京五輪の桜井孝雄氏がバンタム級で金メダル、さらにメキシコシティ五輪の森岡栄治さん(故人 バンタム級)の銅メダル以降出ていない。

さらに1992年のバルセロナ五輪以降は、五輪出場権もなかなか獲れず、18年間はプロ転向する五輪代表も出ていなかった。
ところが、先述のアテネ五輪代表五十嵐俊幸がプロ転向し、昨年8月デビュー。
5戦5勝4KOの成績を残している。

●五輪メダリスト及びプ口転向後王座に就いた五輪代表

大会

選手

五輪成績

プロのタイトル

60年ローマ

田辺清

銅メダル

日本フライ級王座

64年東京

桜井孝雄

金メダル

東洋太平洋バンタム級王者

高山将孝

2回戦

日本ライト級王座

68年メキシコ

森岡栄治

銅メダル

72年ミュンへン

小林和男

準々決勝

WBCジュニアフェザー級王者

76年モントリオール

石垣仁

3回戦

日本バンタム級王者

84年ロサンゼルス

平仲信明

2回戦

WBAスーパーライト級王者

88年ソウル

瀬川設男

2回戦

日本バンタム級・スーパーバンタム級王座

|

« 2018年W杯招致、思惑が絡み激戦になりそう 日本も関心 | Main | 男子選手よりもでかい?栗原恵 »

Comments

The comments to this entry are closed.