1億9000万円で日本選手団公式ウエアを入札したミズノ
日本オリンピック委員会(JOC)は15日、北京五輪で日本選手団が着用する公式スポーツウエアを発表した。表彰式や記者会見用のウオームアップスーツ、ウインドブレーカー、キャップなどで、色は赤と白が基調。夏場の北京の暑さを考慮し、通気性や吸湿性に優れた素材が使用されている。
北京五輪での日本選手団のウエアは日本を代表するスポーツメーカーでJOC協賛企業の、ミズノ、アシックス、デサントが提供したものだ。
やはり五輪中最も目立つのは表彰式で着るウエア。
北京五輪はミズノの提供になる。
JOCは2005年に、従来、協賛3社がくじ引きで決めていた五輪の表彰台で選手が着用するウエアの提供権(サプライ権)を別途有料化し、大会ごとに価格を設定することを決めた。
2006年 トリノ五輪 7000万円
2006年 ドーハアジア大会 2000万円
2008年 北京五輪 1億9000万円
で入札され
その結果
トリノ五輪 デサント
ドーハアジア大会 アシックス
北京五輪 ミズノ
となった。
ミズノが、提供する表彰台一式は、ウォームアップスーツ、ポロシャツ、キャップ、ソックスとなる。
また、デサントはTシャツ、ハーフパンツを、アシックスはウィンドブレーカーを提供する。
昨日モデルを担当した選手は下記の通り。
ミズノ
末続慎吾、寺川綾
デサント
柴田亜衣、柴田隆一
アシックス
沢野大地、吉田沙保里
このうち末続慎吾と寺川綾はミズノの社員、柴田亜衣と柴田隆一はデサントの社員(所属はチームアリーナ)。
デサントは社員選手がいないのでNISHI所属の沢野大地、と綜合警備保障所属の吉田沙保里が務めたようだ。
ミズノの1億9000万円は一見高いようにも感じるが、北京五輪の注目度は高い。表彰式=メダルを獲る と新聞・テレビ等の露出は限りなく大きくなる。
ミズノの広告効果は無限大となり十二分に元手が獲れる。
3社はレプリカも販売する予定だが、過去の五輪をみても売り切れは必至だ。
写真=時事通信社
The comments to this entry are closed.
Comments