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May 03, 2008

丹野麻美 400mで日本新 標準B突破

静岡・エコパスタジアムで行われた陸上の静岡国際大会女子400mで、丹野麻美が51秒75の日本新記録をマークした。従来の記録は丹野自身が持つ51秒80。
51秒75は北京五輪標準B(52秒35)を超える記録だ。標準Aは51秒55。
400mは日本人が最も不得意とする種目のひとつだが、随分と力を付けている。

丹野は昨年の大阪世界陸上では次のような結果を残している。
●1次予選
5組 6着 丹野麻美 52秒13
準決勝に進める24名中24位で辛くも準決勝進出。

●準決勝
準決勝1組 8着 丹野麻美 51秒81=落選
準決勝を走った24名中20位。
決勝に進むためには50秒31が必要だった。

とはいうものの、日本人女子の短距離での準決勝進出は東京五輪の400mで準決勝までいった小川清子以来の大快挙であった。
ちなみにこのときの記録は57秒1。
43年間で5秒以上縮めていることになる。

162cmで48kg よくこの身体でここまで走れるものだ。
丹野は美人選手として知られ、海外にもファンがいる。
似ているといわれるビーチバレーの某選手よりもずっと世界は近い。

北京では大阪以上の走りを期待したい。

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Comments

日本の女子短距離の今までのレベルを考えると東京五輪で5位に入賞したハードルの依田郁子さんがいかに偉大だったか良くわかります。
昔の映像で見た事があるのですが、スタートする前にワセリンをべったり体中塗りまくって前転するなど変な行動をするのが印象に残ってます。
世界の壁は分厚いと思いますが、丹野選手はかつての高野進さんみたいに日本人が苦手としているスプリント種目に果敢に挑んでもらいたいです。

Posted by: 中東の太鼓 | May 03, 2008 08:36 PM

依田郁子はリアルタイムで見ています。前転というよりとんぼ返りですね(笑)。東京五輪の時は、第3ハードルくらいまでは先頭でした。

バルツァー、チェプラ、キルボーン、イリナ・プレスの後の5着ですが、1〜3着まで同タイム。惜しかったな。

日本選手にとって400、それに800は厳しいですね。丹野には私も頑張ってもらいたいです。

Posted by: でいのしん | May 05, 2008 01:01 AM

世界的な女子の体格向上に伴って距離が延びたはずですが、80m障害というのは今から思えば中途半端な距離ですね。

依田さん、自殺されたのですよね。
円谷、猪熊、依田・・・。
東京五輪の代表で自殺した人は多いです。

Posted by: 管理人 | May 05, 2008 11:38 AM

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