柔道五輪男子最軽量級でメダルなしは32年ぶり
昨日の柔道男子60キロ級の平岡拓晃は初戦敗退、わずか1試合で平岡の五輪は終わった。
「たらてば」はあり得ないから、もし野村忠宏が出場していたら金メダルを獲ったかは、誰にもわからないが、五輪の舞台という究極の舞台で3連覇したという野村の偉大さは、改めて認識できる。
平岡の試合後のコメントがすごい。
「野村さんのことは意識していなかったけど(野村の方が良かったと)言われると思います」。
1964年の東京五輪で柔道が正式種目になっていらい、日本人選手が最軽量級でメダルを逸したのは2回目。(1980年モスクワは除く)
最軽量級は、欧米勢の選手層がそれほど厚くないという要素もありそうだ。
●柔道五輪 最軽量級の結果
1964年 中谷雄英 金
1972年 川口孝夫 金
1976年 南喜陽 初戦敗退
1984年 細川伸二 金
1988年 細川伸二 銅
1992年 越野 忠則 銅
1996年 野村忠宏 金
2000年 野村忠宏 金
2004年 野村忠宏 金
2008年 平岡拓晃 初戦敗退
1964年68キロ以下、72~76年は63キロ以下 1980年以降60キロ以下
1968年メキシコ五輪は柔道非実施 1980年はボイコット。
●参考記事
野村忠宏の五輪4連覇への挑戦が見たい
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