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September 28, 2008

女子バレー全日本ジュニア 18年ぶりにアジアを制す

女子バレーの全日本ジュニアチームが、アジアで1番になった。
バレーボール界では、年齢制限のないシニアのほか、ジュニア(男子U21、女子U20)、ユース(男子U19、女子U18)のカテゴリーがあり、アジア選手権、世界選手権が開催されている。
アジアジュニア選手権は、1980年に第1回が開かれ、2年おきに開かれている。

全日本ジュニアは、北京五輪代表に最年少で選ばれていた河合由貴がセッターを務めており、日本の優勝は1990年以来18年ぶりとなる。

6連覇をしていた中国は、王座を失ったどころか、台湾に準決勝で敗れてしまった。
3位決定戦で韓国に勝ち、来年の世界ジュニア選手権の出場権を手にはしたが、中国女子バレーの凋落の第一歩になるのだろうか。

中国と台湾、北京五輪では、野球で台湾が中国に敗れるという波乱が起きたが、今回の中国の敗戦は、同じくらいの番狂わせといえそうだ。

9月28日
決勝 日本3(25-18 25-17 25-23)0台湾
3位決定戦 韓国0(23:25,22:25,13:25)3中国

9月27日
準決勝 日本3(25:21,25:17,25:15)0韓国
台湾3(25:23,23:25,18:25,25:17,15:11)2中国

最終順位 ①日本②台湾③中国④韓国⑤タイ⑥インドネシア⑦カザフスタン⑧ニュージーランド

●全日本ジュニアメンバー

河合由貴 168 セッター JTマーヴェラス=北京五輪代表
井上琴絵 161 リベロ JTマーヴェラス
小平花織 169 ウイングスパイカー 東海大学付属第三高校
峯村沙紀 176 ウイングスパイカー 九州文化学園高校
岩坂名奈 187 ミドルブロッカー 東九州龍谷高校
松浦寛子 180 ウイングスパイカー 東九州龍谷高校
川原愛璃 169 ウイングスパイカー 東九州龍谷高校
卜部里菜 170 ミドルブロッカー 大阪国際滝井高校
芥川愛加 178 ミドルブロッカー 東九州龍谷高校
栄絵里香 167 セッター 東九州龍谷高校
長岡望悠 177 ウイングスパイカー 東九州龍谷高校
田村紗有里 172 ウイングスパイカー 東九州龍谷高校
平均身長172.8
▲ それにしても小さい
監督 相原 昇 東九州龍谷高等学校

 

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Comments

女子と対照的に8月にテヘランで開催された男子のアジアジュニア選手権は7位と悲惨な(もしくは順当な?)成績でした。
ライバルの中韓には競り負けましたが、躍進著しい豪州とイランには完敗。
それどころかパキスタンにもストレート負け。
勝ったのは1次リーグのカザフスタンと7位決定戦のカタールのみでした。
男子は出場資格が1989年1月1日以降に生まれた大学1年生が主体なので潜在能力はあっても日頃の実戦経験の少なさがそのまま現れた感じがします。
また2016年に東京で五輪が開催になったらこの世代が主力になると思うので手をこまねいていたら更に悲惨な結末が待ち受けているような気がします。
もう8年後にはM平名誉会長の神通力も通用しないと思いますしね(苦笑)

また女子は竹下の世代では世界ユースで優勝するなど若手の世代では世界でもそれなりに好成績を出してますが、その成果が上の代表に結びついてないと思います。
なにせシドニーでは史上初めて出場権を逃しましたから。
バレー界の構造的な指導体系に何か問題があるんじゃないかと思いますが・・・

Posted by: 中東の太鼓 | September 29, 2008 01:20 AM

>日頃の実戦経験の少なさがそのまま現れた感じがします。

それもそうですが、長身者が少なすぎです。
女子もですが、男子の場合は体躯的なハンディは補いようがない。
競技人口の減少も頭の痛い問題です。

Posted by: 管理人 | September 29, 2008 08:45 AM

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