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December 09, 2008

メガネのエルボー 現役引退

北京五輪の陸上女子走り高跳びで、ベルギー陸上女子初の金メダリストとなったティア・エルボー(30)が5日、妊娠を理由に現役引退を表明した。コーチを務める夫と相談のうえ決めたという。
同選手は北京五輪で2m05を跳び、昨年の世界選手権を制したブランカ・ブラシッチ(クロアチア)に勝利。メガネを掛けた容貌が話題になった。

Megane
▲メガネのエルボー(AP)

個人的な感想だが、五輪における海外選手の報道が以前に比べて減っていると思う。
新聞はともかく、テレビは「日本人選手一色」であり、「数字(視聴率)が全て」だ。
女子走り高跳びのエルボーとブラシッチの対決も、非常に面白く、印象深かった。
が、翌日の閉会式でエルボーのメガネをかけた顔がアップになっても、中継のアナウンサー氏(女性NHK)からはエルボーのエの字も出なかった。
かつての五輪中継なら「あっ走り高跳びで接戦を制したエルボーですね」と言ったはずだ。
メインキャスターともなると日本人選手以外の競技は見ていないのだろう

近眼の選手も、コンタクトレンズまたはレーシック手術等により、メガネで競技をすることはほとんどなくなった。
海外で“グラスセイコ”と呼ばれた若い頃の橋本聖子、双子でメガネだった宗兄弟、メガネを掛けた大型センター小田勝美(バレーボール)、日本人選手には何人もメガネがトレードマークだった選手が思い浮かぶ一方、外国人にはなかなかいないと思っていた。
が、北京五輪ではメガネが目立った気がする。

先述のエルボーもそうだが、野球の韓国代表の韓基周、日本戦で9回に出てきたものの、一死も取れなかった投手。
劉翔のいなくなった110m障害で金メダルを獲ったダイロン・ロブレス(キューバ)。
中国には胡凱という精華大学に学ぶ秀才の100mの選手がいた。
メガネの選手が中継に映ると思わず「おっ珍しいな」と思ってしまう。

夏冬のパラリンピックで活躍した土田和歌子さんが、「車いすはメガネと同じようなもの」と発言したのを聞いたことがある。
ともすれば特別な目で見てしまう障害を持った方のスポーツを、これほど端的に表した言葉もない。
普通にスポーツとして見てほしい。 
結婚をし、普通に子供もいる土田さんならではの言葉だ。

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Comments

>テレビは「日本人選手一色」であり、「数字(視聴率)が全て」だ


結局この報道姿勢が見ている人の視野を狭めて客観性を奪っているような気がします。
まるで大本営発表まがいの全く根拠の無いメダル獲得予想を垂れ流し、逆に成績不振だと自虐的になって魔女狩りのようなヒステリックな報道。
ものの見方があまりにも極端すぎます。
自分たちの現在の立ち位置を正確に知るためにも海外事情は少しは紹介するべきだと思います。
あとNHKのアナウンサーの方は閉会式のときはおそらくベッカムの登場ぐらいしか注目してなかったのでは?
ついでに言うなら杉山祥子はベッカムが蹴ったボールをしっかりレシーブしてほしかったです(笑)

Posted by: 中東の太鼓 | December 10, 2008 at 06:36 AM

>杉山祥子はベッカムが蹴ったボールをしっかりレシーブしてほしかったです

ミドルブロッカー(センター)である杉山は、後衛に回るとリベロと交代しますので、レシーブは下手なんです。(笑)

Posted by: 管理人 | December 10, 2008 at 01:11 PM

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