マラソンの賞金 瀬古利彦氏の場合
世界的には、マラソンの賞金は1980年代には一般化していた。
東京マラソンに、賞金がついて、やっと世界の趨勢に追いつく兆しが見えてきた。
あとは、世界から大きく遅れてしまった実力の方も何とかして欲しい。
1980年代を代表する日本のマラソンランナーだった瀬古利彦さん。
世古氏の時代は、競技会で得た賞金は、日本陸上連盟が競技者基金にプールし、引退後に手数料等を差し引いて支払うシステムだった。
瀬古氏は
1987年ボストンマラソン優勝
賞金優勝:4万ドル(約568万円)
副賞ベンツ:(440万円相当)
出場料:4万ドル
合計 1500万円
1986年ロンドンマラソン優勝
賞金:5万ドル(800万円)
1986年アメリカズマラソン優勝
賞金:4万ドル(640万円)
(レートはいずれも当時)
など86年から87年にかけて約3800万円の賞金を稼いだ。
ここから、強化費として800万円を引き出し、残る3000万円は、1989年に瀬古氏が引退するまで日本陸連が管理していた。
ところが、当時、この賞金は瀬古氏の一時所得扱いになって、その6割を税金に持っていかれたような気がする。
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Comments
お久しぶりです!
>古氏の一時所得扱いになって、その6割を税金に持っていかれたような気がする。
な、なんですって!!!w
スポーツに関する感覚の差なんでしょうが、ちょっと可哀想ですね。
まあ、今の瀬古氏の活躍(?)ぶりを見ていると、それもいいかなって気がしますが。
仕事暇になったんで、またブログ再会してます。
あと、地元情報サイトもやってるんで、よかったら見て下さい。
http://www.w-higa.com/
またちょくちょく来ます。
Posted by: やぎ | March 27, 2009 09:16 AM