東京の招致成功指数も3位に後退
五輪招致専門のニュースサイトGamesBids.comは、BidIndexと呼ばれる数理モデルを定期的に発表している。
この数字は2016年五輪開催候補都市に対し、過去の五輪招致成功都市との相関係数を示したものだ。
まあ、日本人的に言えば招致成功の偏差値のようなものか。
2009年3月の時点では4都市中トップだった東京が、9月10日付けでは3位にランクダウンしている。
トップはここでもリオデジャネイロ。
2位には、ミッシェル・オバマ氏のプレゼンテーション出席を発表したシカゴが付けている。
東京のIOC総会のプレゼンには、皇太子殿下はともかく、鳩山新首相ですら出席が未定だ。
民主党政権は、事前に予想できたことだ。
東京の後手後手ぶりにはいらいらが募る。
GamesBidsのBidIndex
2009年3月
東京 61.41
リオ 59.95
シカゴ 58.73
マドリード 58.37
2009年9月
リオ 61.61
シカゴ 60.01
東京 59.20
マドリッド 57.80
さて、このBidIndexがどのくらい信憑性があるかだが、GamesBidsは、北京に決まった2008年夏季五輪招致の結果が、BidIndexどおりに決まったと自慢している。
都市 |
BidIndex |
投票① |
投票② |
北京 |
75.44 |
44 |
56 |
トロント |
63.79 |
20 |
22 |
パリ |
58.71 |
15 |
18 |
イスタンブール |
53.94 |
17 |
9 |
大阪 |
53.81 |
6 |
- |
とはいうものの、北京圧勝はだれでもが予想できたこと。
2012年も2014年もGamesBidsの予想は外れているのだ。
果たして2016年は如何に?
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