古い資料を見ていたら、興味深い調査結果が出てきたぞ
1998 Nagano
古い資料を見ていたら、興味深い数字が出てきた。
長野五輪当時(1998年)の電通の調査結果だ。
長野五輪開幕前
「五輪を楽しみにしている」
首都圏 17・5%
長野 45・0%
長野五輪閉会後
「面白かった」
首都圏 67・5%
長野 75・0%
Q.「競技をテレビで見たか」
A.「毎日何度も見た」+「毎日一度は見た」
首都圏 84・8%
長野 89・0%
「もらい泣きをした」
首都圏 40%以上
長野 40%以上
長野五輪開幕前は、盛り上がりに欠け、冷ややかに見ていた人が多かったが、いざ始まると、日本人選手の活躍で非常に盛り上がったという証左だ。
東京の2016年夏季五輪の招致レース中は、支持が低く悩まされた。
けれども、もし東京で開催されたなら大いに盛り上がっただろう。
良くも悪くも、これが現代の日本人の気質だ。
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Comments
私も同じ事をずっと思っていました。長野の時もそうですが、大阪や今回の東京もそうです。それに、IOCの支持率調査が行われた2月というのは不況の底でしたからね。もし、日本がWBCで優勝した後に調査が行われていたら、60%以上いっていたかもしれませんね。あれだけ日本中が盛り上がったんですから...。
ちなみに、次を目指す広島と長崎は最近の世論調査で支持が7割を超えたりしていますが、東京の再挑戦の支持は4割にとどまっているんですよね。私は思っていたより高かったと思うんですが、どう思いますか?
Posted by: 石井 | October 22, 2009 11:04 PM
石井様 jakie様
東京がもう一度名乗りを挙げるなら、都知事からのトップダウンでなく、市民(都民)から自発的に招致の声が挙がる形が望ましいでしょうね。
84年ロサンゼルス五輪は住民負担が一切ありませんでした。
東京も都民の税金を使うことなく招致費用・施設建設費用を捻り出す「東京型モデル」を考える必要があります。
Posted by: 管理人 | October 23, 2009 12:53 PM