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January 04, 2010

パイロットの道を暫し中断し五輪に挑む ハンヌ・マンニネン

2010 Vancouver

1月2日 ノルディックスキー複合のW杯の個人第8戦が、ドイツのオベルホフで行われ、フィンランドのハンヌ・マンニネンがW杯通算47度目の優勝を飾った。

マンニネンは現在31歳。
長野五輪の前に彗星のようにデビューし、あっという間に複合の第一人者になった。
W杯通算47勝は、2位以下に大差をつける圧倒的な勝利数だ。

このマンニネンが、スキーファンを驚かせたのが昨年5月、突然の引退を発表したのだ。
その理由が凄い。
航空機のパイロットになるため

その2ヵ月後にはフィンランド航空のパイロット養成機関に入っていた。

ところが、さらに半年後の8月、突然の復帰宣言。
長野銀、ソルトレークシティ金、トリノ銅と五輪の3種類のメダルは獲ってはいたが、全て団体のメダル。
やはり個人のメダルが欲しかったのではないか、といわれている。

復帰後、今季既に2勝。
ソルトレークシティ五輪では、クロスカントリー(距離種目)のスプリントで、8位入賞したこともある自慢の走力は健在だ。

そんなマンニネンもパイロットへの道をあきらめた訳ではない。
W杯の参戦を絞り、勉強も続けている。

ノルディック複合の通算勝利数のランキングを作った。
日本人選手の最高はいわずと知れた荻原健司氏の19勝。
かつては通算勝利数でも1位だったが、現在は6位にまで下がっている。
とはいうものの、日本人選手でW杯で勝利した選手は他に、高橋大斗(2勝)がいるのみ。
リレハンメル五輪で、個人銀メダルを獲った河野孝典氏も、最高順位は2位が最高で優勝したことはない。

10位にマリオ・シュテヒャーがいる。
1997年、白馬で開催されたW杯に勝利した際
複合のピークは10代、荻原はおじさんだ
と言って物議を醸した。
こんなマリオも32歳になったが現役だ。
これは荻原が現役を退いた年齢でもある。


●ノルディック複合W杯算産勝利数

名前

国籍

引退年

勝利数

五輪金

1.

ハンヌ・マンニネン

FIN

現役

47

団体

2.

ロニー・アッカーマン

GER

現役

28

なし

3.

ビャルテ・エンゲン・ビーク

NOR

2001

26

団体・個人

4.

サンパ・ラユネン

FIN

2004

20

3

4.

フェリックス・ゴットワルト

AUT

2007

20

個人・SP

6.

荻原健司

JPN

2002

19

団体

7.

マグヌス・モーアン

NOR

現役

14

なし

7.

クラウス・ズルツェンバッハ

AUT

1992

14

なし

9.

ビョルン・キルヒアイゼン

GER

現役

13

なし

10.

フレッド・ボーレ・ルンベルク

NOR

2000

9

団体・個人

10.

マリオ・シュテヒャー

AUT

現役

9

団体

高橋大斗

JPN

現役

2

なし

河野孝典

JPN

1995

なし

団体

SP=スプリント

ノルディック複合3冠=団体・個人・スプリント

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Comments

河野孝典さんは、1993/3/12のオスロでのワールドカップで優勝してますよ。

Posted by: 複合ファン | February 06, 2011 at 06:52 AM

ご指摘ありがとうございます。
確かにオスロで勝っていました。

Posted by: 管理人 | February 06, 2011 at 11:10 AM

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