小平、穂積、田畑 パシュートトリオと高木のその後の結果
バンクーバー五輪で女子が銀メダルを獲り、お馴染みになったスピードスケートのチームパシュート(団体追い抜き)の大きな大会がこの週末あった。
まずはW杯。
チームパシュートのW杯は今季は4戦。
五輪前に3戦行われ、その結果のランキング上位4カ国によるファイナルが、オランダのヘーレンフェインで行われた。
日本は、準決勝で五輪決勝で惜敗したドイツと対戦、残り1周半まで同タイムで競ったが、最後に離され敗退。
優勝はカナダ、ドイツが続き日本は3位、ロシアが4位となった。
日本のメンバーは穂積雅子、小平奈緒、田畑真紀と五輪と同じメンバーだった。
●チームパシュート女子W杯の結果
W杯ヘーレンフェイン大会
①カナダ ②オランダ ③ロシア ④日本(穂積、小平、田畑) ⑤ドイツ ⑥アメリカ
W杯カルガリー大会
①カナダ ②日本(穂積、田畑、石沢) ③ドイツ ④ロシア ⑤韓国 ⑥オランダ
W杯ソルトレークシティ大会
①ロシア ②カナダ ③オランダ ④ドイツ ⑤日本(穂積、田畑、石沢) ⑥韓国
W杯ファイナル(ヘーレンフェイン)
①カナダ ②ドイツ ③日本(穂積、小平、田畑) ④ロシア
小平はW杯最終戦となるヘーレンフェインで、チームパシュートのほかに500m・1000m・1500mに出場し、それぞれ7位、10位、16位。
3日間に4レースというハードスケジュールで今季を終えた。
また、穂積、田畑は、3月19日から21日に同じくヘーレンフェインで開催される500mから5000mまでの総合で競うオールラウンドの世界選手権に出場し、これが今季の最後の競技会になる。
一方、15歳で五輪出場を果たした高木美帆はこの週末、モスクワで開催された世界ジュニア選手権に出場。
500mから3000mまでの総合で競うこの大会で総合8位(500m7位、1000m8位、1500m10位、3000m10位)に入った。
ジュニアといえども15歳は最も若く、健闘といえる。(しかもバンクーバーから帰国後、20時間しか日本にいず、すぐヨーロッパに来ている。)
世界ジュニアにもチームパシュートがあり、日本は高木美帆、姉の高木菜那、押切美沙紀で臨み、オランダに敗れたが2位となった。
オランダとのタイム差が6秒以上あるので、推測するに転倒があったのではないか?
ジュニアでも韓国は確実に力を付けて来ている。
日本男子は総合9位、10位に入ったが、韓国男子は6位・7位。
韓国女子も高木を上回る7位に入っている。
The comments to this entry are closed.
Comments