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April 19, 2010

塚田真希9連覇達成 ライバルの佟文はドーピング発覚

4月18日全日本女子柔道選手権が行われ、アテネ五輪金78㎏超級メダリストの塚田真希が、決勝で杉本美香に一本勝ちし9連覇を達成した。
最初の優勝は20歳のときで、現在28歳。
9連覇は男子の山下泰裕と並ぶ前人未到の快挙である。
ちなみに女子で塚田に続く記録には、田辺陽子の6連覇がある。

各階級2枠がある今年9月に東京で開催される世界柔道選手権に、塚田は78㎏超級にまず決定、無差別級は塚田、杉本美香、田知本愛の3人から2人を試合直前に選ぶことになった。

塚田といえば、北京五輪での佟文との決勝を思い出す。
有効を取ってリードしながら、終了間際に逆転負けを喫したあの試合だ。
金メダルを決めた、あの佟文の勝ち誇った笑みはなかなか忘れられない。


その佟文だが、昨年のロッテルダムで行われた世界柔道で78㎏超級3連覇を果たしていたが、このほど同選手権のドーピング検査で陽性反応を示し、国際柔道連盟(IJF)が世界選手権優勝タイトルの剥奪と出場停止2年間の処分を下す方針を決めた。
禁止薬物の詳細は明らかになっていないが、佟文は事情聴取に対し、「中国で食べた豚肉に禁止薬物が入っていた」などと反論しているという。

佟文のドーピング疑惑は以前から噂されていた。
中国では、4年に一度、五輪の翌年に中華人民共和国全国運動会が開催されている。日本の国体と言う人もいるが、その盛り上がりは国体の比ではない。
高額の報奨金が舞い、薬物、買収、不正はなんでもありともいわれるスポーツの祭典だ。
中国代表の選手の中には、世界選手権よりも全国運動会を優先する選手も多い。

であるにも拘らず、佟文は昨年のこの大会(2009年10月開催)では78㎏超級の試合当日にケガをしたとして、救急車で運ばれ、試合会場に現れなかった。
ドーピング違反が発覚することを恐れ、逃げたと思われる。
この大会以降、試合に出場していなかった。
仮に中国国内でドーピングが発覚していたら、選手生命は絶たれ、おそらくそれ以上の目に遭っていただろう。
問題は、北京五輪の際に既に薬物に染まっていたかだ。

Tsukadamaki


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