チャンピオンズリーグ決勝の視聴率は1.7%
5月22日の早朝フジテレビで放送された UEFAチャンピオンズリーグ09/10FINAL・バイエルンミュンヘン×インテルミラノの視聴率が発表された。
1.7%
視聴率1%あたり推定175,810人がテレビを視聴していることになるので、およそ30万人弱の人がこの試合を見入ったことになる。
もちろん、チャンピオンズリーグの放映権は元々スカパーが持っており、スカパーを見た人もいるだろうからこの数字は余り当てにならない。
また、視聴率には±2.4%の誤差があるそうだから、ひょっとしたらほとんど誰も見ていなかった可能性もゼロではない。
スカパーは320万ユーロ(3.76億円)の放映権料でUEFAと契約している。
今季は、VVVフェンローにいた本田圭佑が、冬の移籍市場で、CSKAモスクワに移籍。
決勝トーナメント1回戦に出場しゴールを決め、にわかに注目を集めたが、本来は日本人選手の活躍を見るための試合ではない。
どのくらいの人が、チャンピオンズリーグを見たくて、スカパーと契約しているのか知らないが、やっぱり高いなあ。
ちなみに欧州列強はチャンピオンズリーグにこんな額を支払っているのだ。
①イングランド 179万ユーロ
②イタリア 98万ユーロ
③スペイン 91万ユーロ
④ドイツ 85万ユーロ
⑤フランス 52万ユーロ
⑥オランダ 28万ユーロ
⑦クロアチア 10万ユーロ
⑧ブルガリア 8.8万ユーロ
⑨ギリシャ 8.5万ユーロ
⑩ポーランド 8.1万ユーロ
アメリカ 4.3万ユーロ
日本 3.2万ユーロ(3.76億円)
オーストラリア 2.9万ユーロ
朴智星(マンチェスターU)の母国である韓国がいくら払っているかも興味深いが、判らなかった。
一方、イギリスのイニシアチブフューチャーズ・スポーツ エンターテイメントグループの発表した2009年の各種スポーツのテレビ視聴者数は、なんとチャンピオンズリーグ決勝が、スーパーボウルを押さえて1位になっている。
2009年は、五輪もW杯もなかった年だが、1億を超す視聴者がいるのはこの二つしかない。
●2009年スポーツテレビ視聴者ベスト10(▼東洋経済5.15より)
①UEFAチャンピオンズリーグ決勝 1.09億人 バルセロナ2-0マンチェスターU.
②第43回スーパーボウル 1.06億人 ピッツバーグ・スティーラーズ27- 23アリゾナ・カージナルス
③F1バーレーン・グランプリ 0.54億人 優勝:ジェンソン・バトン
④世界陸上男子100m決勝 0.33億人 優勝:ウサイン・ボルト9秒58
⑤ウィンブルドン男子シングル決勝 0.29億人 ロジャー・フェデラー3-2アンディ・ロディック
⑥WBC決勝 0.27億人 日本5-3韓国
⑦MLBワールドシリーズ第6戦 0.26億人 ヤンキース4-2フィリーズ
⑧NBAファイナル第5戦 0.26億人 オーランド・マジック1-4ロサンゼルス・レイカーズ
⑨USマスターズ最終日 0.21億人 優勝:アンヘル・カブレラ(ARG)
⑩スディルマンカップ決勝 0.19億人 中国3-0韓国
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