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June 15, 2010

4回目のW杯を迎えた7人の男のはなし

昨夜の日本対カメルーン戦に勝敗とは別にある興味があった。
というのは、日本代表には2人、カメルーン代表には1人 南アフリカ大会が自身4度目のW杯になる選手がいたのだ。

日本代表の2名とはいわずと知れた川口能活と楢崎正剛。
この2人は日本のW杯初出場の1998年フランス大会から4大会連続で代表入りしているが、今大会は川島永嗣に正GKの座を譲りそうだ。

カメルーンには、リゴベール・ソングというDFの選手がいた。(同代表でアーセナルのアレクサンドル・ソングとは親戚だそうだ。)
33歳 カメルーンでは守備の要のはずだったが、急に衰えが来て、先のアフリカネーションズ杯の途中から先発落ちしており、日本戦でもやはり出番はなかった。

このソングは、2002年の日韓大会の時にはカメルーンの主将を務めており、大分県の今はもう無くなってしまった旧中津江村にチームが滞在しているときは、先頭に立って村人と触れ合った選手で、片言の日本語を駆使していたことを思い出す。

ソングのW杯デビューは1994年のアメリカ大会。
続くフランス大会にも出場し、1994年と1998年のそれぞれで退場処分を受け、2大会連続で退場した史上唯一の選手という珍記録も持つ。
カメルーンは、4年前のドイツ大会はコートジボワールに敗れ、本大会出場はならなかった。(エトーがPKを外したんだ)
もし、ドイツ大会に出場できていればカルバハル、マテウスと並ぶ5大会連続出場の偉業が達成されていたかもしれない。

2002年の日韓大会で韓国躍進の立役者の一人にGKの李雲在がいる。
12日の韓国対ギリシア戦は鄭成龍という若いGKが出場しため出番はなかったが、1994年・02年・06年に続いて今大会に4回目のW杯を迎えている。
李雲在がなぜ1998年に代表落ちしたか、今となっては調べようがないが、5大会連続出場の可能性もあったかと思うと惜しい気もする。

ほかにはフランスのティエリ・アンリ、イタリアのジャンルイジ・ブッフォンとファビオ・カンナバーロがやはり4大会連続出場を果たしている。
アンリは11日のウルグアイ戦の後半27分から出場、ブフォンは今朝のパラグアイ戦に先発するも後半1分に退いた。
一方、カンナバロだけは90分間出場した。


Renzoku
以下省略

 

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