福島千里陸上3冠なるか
昨日の200mでも優勝し、100mと併せ2冠となった福島千里。
今日の400mリレーでも優勝すればアジア大会3冠となる。
女子200mで、福島以前に200mで日本人として最後に金メダルを獲ったのが磯崎公美。
1982年のニューデリー大会では
200m、400m、400mリレー、1600mリレー
の4冠を達成している。
磯崎が日本人の陸上1大会の最多金メダルではないだろうか。
伊東浩司は、1998年バンコク大会で
100m 200m 400mリレー
の3冠を達成している。
ほかにも2冠は、1986年ソウル大会の高野進 400m、1600mリレー、1994年広島大会で高岡寿成が5000m、10000mでそれぞれ達成している。
海外勢では1986年ソウル大会に出場したインドのウシャ(女性)は、
200m、400m、400m障害、1600mリレーの4冠女王だ。
この4冠の組み合わせは面白いが、ウシャが最も得意としていたのは、400m障害だったはず。
同じソウル大会は地元韓国の林春愛(女性)が800m、1500m、3000mの3冠を成し遂げた。
磯崎、ウシャ、林はいずれも80年代の出来事。
この当時と異なり、現在の陸上女子は中国が金メダル獲得に総力を挙げ、それにインドが続く時代だ。
その中で福島が3冠を成し遂げれば、その価値は極めて高いと言えるだろう。
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