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January 20, 2011

5大会連続して準々決勝で対戦する韓国とイラン

カタールで開催中のアジア杯。
8強に進出した日本は、開催国のカタールと対戦するが、準々決勝でなんとも面白いのが韓国対イランだ。

アジアのサッカー大国として知られる両国だが、1996年のUAE大会以降、何と4大会連続準々決勝で対戦しており、今大会で5大会連続となる。
なかなかこういったケースも珍しいだろう。
準々決勝での対戦成績は、これまで2勝2敗。

1996年 韓国2-6イラン
2000年 韓国2-1イラン
2004年 韓国3-4イラン
2007年 韓国0-0イラン PK戦は4-2により韓国勝利

なかでも凄まじかったのは1996年のUAE大会。
この当時イランには大エースダエイが君臨しており、超人的な活躍をしている。

まず韓国が金度勲のゴールで先制すると、イランはバゲリが追いつく、すると韓国は申台龍が2点目を挙げる。
後半になりイランはアジジが同点シュート。
2-2の振り出しにもどった。
凄いのはここからだ。
超人ダエイは、ここから66分、76'分 83'分 89分と4ゴールを奪うのだ。(4点目のみPK)

韓国がアジアのチームに4点差を付けられたのは、A代表ではほかに記憶がない。
それにしてもこの試合で得点した選手は、よく知っている選手ばかりで懐かしい。

このときの活躍が認められ、ダエイはブンデスリーガに移籍、バイエルンミュンヘン時代には、結局で出番はなかったがチャンピオンズリーグの決勝のベンチに入っている。
一方の、韓国の2点目の申大龍、代表では余り活躍していないが、昨年のクラブW杯で4位になった城南一和を率いていたあの監督だ。

ニコニコ動画にこのときの韓国対イランの動画があったので見てください。
実況は現在は法政大学教授の山本浩さん、解説はタイのチョンブリFCのGKコーチに今年からなった加藤好男さん。

 

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