鄭夢準敗れる FIFA副会長選
カタールのドーハでおこなわれた、アジア杯に先立って行われたAFC選出のFIFA副会長を決める選挙で、現職の鄭夢準が敗れた。
勝利したのはヨルダンの王子アリ・ビン・アル・フセイン。
今後鄭夢準に代わってFIFAのAFC選出の副会長を務めることになる。
これによりアジアのサッカーの中心は、極東から中東へと移ることになる。
有効投票45
アリ王子25-20鄭夢準
FIFA会長への意欲を見せていた鄭夢準だが、これでその望みも消えた。
昨年、鄭夢準の率いていた政党ハンナラ党は、韓国の地方選挙で大敗し、鄭は責任をとって党代表をも辞任していた。
彼にとっては、2022年W杯韓国招致失敗と合せ3連敗となった。
追記:続いて行われたFIFA理事選。
日本協会から立候補した田嶋幸三副会長は落選した。
定年を迎える小倉純二・同会長が2002年の初当選から2期8年にわたって守ってきたFIFA理事のポストを守ることはできなかった。
定数2の同理事選には、田嶋氏のほか、現職のマクディ氏(タイ)、張吉龍氏(中国)とフェルナンド氏(スリランカ)の4人が立候補した。
45協会が2票ずつ持ち、1回目の投票で、マクディ氏が24票、フェルナンド氏が23票で当選を決めた。
田嶋氏は19票、張氏は18票。
日韓がともに落選し、東アジア選出の理事はFIFAからいなくなった。
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