長友のゴールは日本人セリエA7人目
イタリア・インテルに所属する長友佑都が、セリエA日本人7人目となる今季初ゴールを決めた。
4―1の後半33分に交代し、左サイドバックに入った後半39分にゴール中央でパスを受け、左足でシュートすると、ボールはゴール左に突き刺さり、チェゼーナ時代から通算22戦目での初ゴールとなった。
日本人が初めてセリエAに出場したのは1994年の三浦知良。
開幕戦でACミランのバレージと競り合った際に鼻を骨折し、1ヶ月の療養、復帰後も出場機会には恵まれなかった。
唯一の得点は94年12月4日のジェノアダービーの対サンプドリア戦。
後のクロアチア・ザグレブに移籍中は無得点に終わり、この一点がヨーロッパにおける唯一のゴールとなった。
一方の中田英寿のデビューは1998年9月13日のユベントス戦。
後半6分、ペナルティーエリアの右に走り込みながら右サイドのペトラッキからパスを受け、そのまま抜け出して角度のないところからゴール。
13分には、右CKからの攻めをはね返したユベントスGKのクリアをそのままボレーで2点目。
試合自体は3-4でペルージャが敗れるのだが、ヨーロッパ中にNAKATAの衝撃が走った。
中田以後、何人かの日本人選手がセリアAに挑むも、その壁は高く、余り活躍できていない。
歴史を遡れば、ストイコビッチやファンバステンも出場機会は多いとはいえなかった。
その中でDFとして日本人初ゴールを上げた長友、今季終了時にはどんな結果が残っているだろうか。
●主な外国人選手のセリエAの1年目の結果
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