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June 28, 2011

平昌の真実Ⅱ

今年の2月、平昌の龍平でスノーボードクロスのW杯が開かれることになっていた。
この1週間後にはIOCの視察団が訪韓することになっており、平昌側にはウィンタースポーツの競技会開催実績を作る思惑があったようだ。

ところが、設定されたスノーボードクロスのコースは、勾配が急で余りにもターンが多かった。
そのため参加を予定していた選手・コーチは危険すぎるとの懸念を表明、結局大会は中止ということになった。
実はこの前年、米国のスキー&スノーボード協会の情報筋によると、国際スキー連盟(FIS)はコースが人命に危険であると場所の変更を要請していたが、韓国側はそれを拒否、変更を行わなかった。
(まるで再三事故の可能性を指摘されながら無視し続けた東●電力のようだ)

平昌で結局レースに参加できなかった、バンクーバー五輪のスノーボードクロス8位入賞の実績のあるゾーイ・ギリングス(英国)はこう話す。


平昌は2018年の冬季五輪に立候補していて、私が今回のことを踏まえて「平昌は冬季五輪にふさわしくない」というのは簡単よ。
けれども問題がFISにあるのか、会場側にあるのか現段階でははっきしていないためそれは言わない。私の立場からすれば五輪を開催することは素晴らしいこと。でも平昌は、今回のようなことが再度起らないように多くの経験を積むことが明らかに必要なの。


ギリングスのコメントは非常に的を射ているだろう。
韓国の人々のイメージする平昌五輪は、ショートトラック、スピードスケート、フィギュアの韓国人選手が圧倒的な自国の声援を受けて活躍する姿だろう。
だが、本当の冬季五輪は、屋外で厳しい自然環境とともに行う競技がほとんどだ。
選手に五輪という最高の舞台を提供したいなら、ホスト側も最高の経験と環境で迎えなければならない。

Lg

追記
現在韓国のLG電子は、FISのスノーボード部門の大スポンサーを務めている。
スノーボードのW杯だけでなく、ソウル、ロンドン、ストックホルム、バルセロナやケベックシティなど主要都市の中心地で行われるビッグエアフリースタイルのイベントでも「LG」の巨大なロゴが踊っている。

●参考記事
平昌の真実Ⅰ


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