五輪招致フランスは5連敗、ドイツは4連敗中 日本はまだ2連敗
2018年冬季五輪開催地が平昌に決まったが、ご承知のように平昌は3度目の招致で開催を決めた。
一方、ドイツ・フランスは連敗を伸ばすことになった。
今回アヌシーが敗れたフランスは
1992年夏季 パリ
2004年夏季 リール*
2008年夏季 パリ
2012年夏季 パリ
2018年冬季 アヌシー
5連敗中
同じくミュンヘンが敗れたドイツは
1992年冬季 ベルヒテスガーデン
2000年夏季 ベルリン
2012年夏季 ライプチヒ*
2018年冬季 ミュンヘン
4連敗中
ところがもっとすごい国がある。
現在五輪招致最大連敗中はスペイン。
2016年夏季五輪に、東京と同じくリオに敗れたマドリードは、ご存知のように2012年に続いての連敗となったが、冬季4連敗中のハカがあるためスペインとして見ると
1998年冬季 ハカ
2002年冬季 ハカ*
2004年夏季 セビリア
2008年夏季 セビリア*
2010年冬季 ハカ*
2012年夏季 マドリード
2014年冬季 ハカ*
2016年夏季 マドリード
と、なんと8連敗中なのだ。
同様に凄いのがスウェーデン 先日紹介した3連敗のエステルスンドを含めて
1984年冬季 イエテボリ
1988年冬季 ファルン
1992年冬季 ファルン
1994年冬季 エステルスンド
1998年冬季 エステルスンド
2002年冬季 エステルスンド
2004年夏季 ストックホルム
7連敗中
日本は
2008年夏季 大阪
2016年夏季 東京
と2連敗でしかない。
戦前からの通算でも4勝6敗。
負け越しているけれども、決して負け続けている訳ではない。
*の都市は、1次の書類選考で落選し、最終立候補都市にはなれなかった都市。
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Comments
OCA関連会議で、来日中のフレデリックIOC選手委員長が、「東京に一票投じたい。他のアフリカの委員にも呼びかけたい」と述べた記事を見ました。また、室伏選手をIOC選手委員選挙に擁立するという記事も見たのですが、選手委員には任期などがあるのでしょうか。また、選手委員選挙はどのように行われるのか知りたいです。
Posted by: 石井 | July 13, 2011 01:16 AM
フレデリクスの記事は見ました。
フレデリクスは人格者であり、アフリカスポーツ界のリーダーです。
その彼が東京支持を言ってくれたことは大変なアドバンテージです。
選手委員を出すことは難しい。
トリノ五輪の壮行会で荻原健司氏に会ったとき、意欲満々だったにも関わらず、全然届きませんでした。
詳しくは下記の記事を見てください。
某国のように政治力が日本にもっとあれば良いのですが。
http://olympico.cocolog-nifty.com/olympic_plus/2009/10/post-e8ee.html
http://olympico.cocolog-nifty.com/olympic_plus/2008/08/ioc_cdbf.html
http://olympico.cocolog-nifty.com/olympic_plus/2006/02/post_6f99.html
http://olympico.cocolog-nifty.com/olympic_plus/2006/01/post_c5bd.html
Posted by: 管理人 | July 13, 2011 11:06 AM
オタクのわたしは昨日、高輪まで聞きに行ったのですが、フレデリクス氏の発言には留保があって、「アフリカの国が手をあげたらそれを支持せざるを得ないが…」と言っていました。
それから選手委員会の委員は選挙枠のほかに、委員長の指名枠がありますから、フレデリクス委員長のもとで日本選手(室伏さんなど)が指名で選手委員になることは充分ありうると思います。
Posted by: 趙秋瑾 | July 13, 2011 12:13 PM
>アフリカの国が手をあげたらそれを支持せざるを得ないが…
なるほどね。
南アフリカ次第ですね。
Posted by: 管理人 | July 13, 2011 12:16 PM