スタート前に静まり返った大邱スタジアム
1988年ソウル五輪の100mで、ベン・ジョンソンと金メダルを争ったカール・ルイスが、「ソウル五輪100メートル決勝のスタートラインに立ったとき、7万人の観衆がどれだけ騒がしかったかをよく覚えている。本当に耐えられなかった。韓国人は、自分が経験した中では最悪の観衆だった」と自叙伝に書いていたことは、以前のエントリーで照会した。
大邱世界陸上の100m決勝スタート前に、スタジアムはどういった状態になるのか、興味があった。
選手がスタートラインに着くと、場内のアナウンスは
「シーーー」
一瞬にしてスタジアムを黙らせてしまった。
ソウル五輪から二十余年
韓国の観客も変わったようだ。
変わったといえばスタートの際の合図。
陸上競技の世界では、これまで現地のことばで行ってきていた。
日本であれば
『位置について ヨーイ』
というお馴染みのあれだが、
ソウル五輪当時は
『チェジャリエ チャリオ』
というなかなか馴染めない韓国語で行われた。
が、今回
『OnYour Mark GetSet』
と英語で行われている
これは2006年から
IAAFが、世界陸上、五輪、W杯等の主催競技においては「英語で統一する」としたためだ。
ローカルな大会では、これまで通り現地語で構わないのだが、日本では2010年から日本選手権でも『OnYour Mark GetSet』
に変更されている。
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