ロンドン五輪予選始まる 女子バスケット
ロンドン五輪まで1年を切り、球技の五輪予選がスタートしている。
長崎県大村市では、女子バスケットボールのロンドン五輪予選が昨日から始まり、世界ランク15位の日本は同55位のレバノンを77対49で下した。
この大会は2つのレベルに分かれて開かれ、上位(レベルⅠ)で優勝したチームにロンドン五輪出場権が与えられ、2・3位になったチームは世界最終予選に回ることになる。
参加国( )内は世界ランキング
レベルⅠ:日本(15)、中国(8)、韓国(9)、台湾(22)、インド(41)、レバノン(55)
レベルⅡ:マレーシア(40)、カザフスタン(46)、ウズベキスタン(48)、スリランカ(50)、シンガポール(56)、インドネシア(不明)
女子バスケットボールが五輪正式種目になったのは1976年。
以降9大会に日本は3回出場している。
最高位は1976年の5位だが、このときは参加6カ国の5位(但し、前年の世界バスケでは男女を通じて唯一のメダル獲得銀をしている)。
中国・韓国が強化しだした1980年~1992年は五輪の舞台に立つことすらできなかったが、1996年20年ぶりに出場したアトランタ五輪は7位入賞を果たした。
これは中国・韓国を押さえてアジア最上位であり、この大会9位に終わった女子バレーを上回る好成績だった。
今回の日本チームは191㎝・20才の大型センター 渡嘉敷来夢を擁しており前評判は高い。
が、直前のNZとの強化試合3試合を負傷欠場しており、現在の調子は不明。
また、中国の平均身長は189㎝あり、全員が渡嘉敷並 という情報もある。
●全日本の五輪戦績
1976年 5位(6カ国参加)
1980年 出場権獲れず
1984年 出場権獲れず
1988年 出場権獲れず
1992年 出場権獲れず
1996年 7位(12カ国参加)
2000年 出場権獲れず
2004年 10位(12カ国参加)
2008年 出場権獲れず
●これまでの五輪予選
◎2007年6月北京五輪アジア予選 韓国・仁川
①韓国②中国③日本④台湾
韓国:北京五輪出場権獲得
中国:五輪開催国
*日本と台湾はともに世界最終予選へ臨むが敗れ、五輪出場はならなかった。
◎2004年1月アテネ五輪アジア予選 仙台
①中国②日本③韓国④台湾
中国・日本・韓国:アテネ五輪出場権獲得
◎1999年5月シドニー五輪アジア予選 静岡
①韓国②日本③台湾④中国
韓国:シドニー五輪出場権獲得
◎1995年7月アトランタ五輪アジア予選 静岡
①中国②韓国③日本④台湾
中国・日本・韓国:アトランタ五輪出場権獲得
◎1992年3月バルセロナ五輪アジア予選 ソウル
①中国②韓国③日本④台湾
中国・韓国・日本は世界最終予選に臨むが中国のみが五輪出場権を獲得
以下は省略
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