バスケットボール男子 ロンドン五輪予選今日開幕
今日15日から、バスケットボール男子のロンドン五輪アジア予選を兼ねたアジア選手権が、中国・武漢で始まる。
大会は予選を突破した16カ国・地域が参加し、優勝国は五輪出場権を獲得、2・3位は五輪開幕前に行われる世界最終予選に進むことになる。
日本男子が、最後に五輪に出場したのは35年前の1976年モントリオール大会。
何と北原、沼田の時代だ。
4年前の北京五輪予選を兼ねた07年大会で日本は8位に沈んだ。
とはいえ、昨年の広州アジア大会は4位。
ただ、このときにチームを引っ張った田伏勇太は脚の故障で代表から外れた。
一方柏木真介、川村卓也が代表復帰している。
中国が優勝の最右翼で、イラン、レバノン、韓国などが続く。
日本は何とか3位以内に入り、最終予選への切符を掴みたいところだが、道はかなり厳しい。
(日本代表)
松井啓十郎、竹内公輔、正中岳城(トヨタ自動車)、竹田謙、川村卓也、網野友雄(リンク栃木)、桜井良太(北海道)、石崎巧(日本協会)、柏木真介(アイシン)、広瀬健太(パナソニック)、太田敦也(浜松・東三河)、竹内譲次(日立)
石崎巧の現在の所属が日本協会になっているが、所属していたbjリーグ島根スサノオマジックは退団、今後はドイツに移籍するため協会所属となっている。

最も五輪から遠ざかっている競技はホッケーで44年。
バスケットは36年で2番目となる。
日本に於ける競技人口は、サッカーに次いで多いのだが・・・。
近年の五輪予選の状況をまとめてみた。
北京五輪予選 2007年7月 開催地:徳島 監督:鈴木貴美一
1次予選
日本対UAE 109-66
日本対レバノン 77-67
日本対クウェート 101-48
2次予選
日本対カザフスタン 85-93
日本対韓国 83-93
日本対ヨルダン 71-68
順位決定戦
日本対台湾 80-85
日本対カタール 82-86
①イラン②レバノン③韓国④カザフスタン⑤ヨルダン⑥台湾⑦カタール⑧日本 参加16カ国
*中国は開催国として出場権を得ていたため不参加。
1位のイランが北京五輪出場権を獲得。
レバノン・韓国は世界最終予選の出場権を獲得。
NBAグリズリーズにも所属した桜木ジェイアール(ジェイアール・ヘンダーソン)が日本国籍を取得、NBA経験者として初の日本代表入りとなった。
日本代表
佐古賢一、柏木真介、網野友雄、竹内公輔、桜木ジェイアール(以上アイシン)、折茂武彦、桜井良太(以上レラカムイ北海道)、五十嵐圭、竹内譲次(以上日立)、山田大治、青野文彦(以上パナソニック)、川村卓也(オーエスジー)
アテネ五輪予選 2003年9月 開催地:中国・ハルビン 監督:パブリセヴィッチ
①中国②韓国③カタール④レバノン⑤イランヨルダン⑥日本⑦カザフスタン⑧インド 参加16カ国
1位の中国がアテネ五輪出場権を獲得。
日本代表
古田悟、柏倉秀徳(以上三菱電機)、高橋マイケル、堀田剛司(以上新潟)、仲村直人、石坂秀一、青野文彦(以上松下電器)、渡辺拓馬、網野友雄(以上トヨタ自動車)、伊藤俊亮(東芝)、五十嵐圭(日立)、佐藤浩貴(専大)
シドニー五輪予選 1999年8月 開催地:福岡 監督:小浜元孝
①中国②韓国③サウジアラビアカタール④台湾⑤日本イランヨルダン⑥クウェート⑦レバノンカザフスタン⑧シリア 参加15カ国
1位の中国がシドニー五輪出場権を獲得。
高橋マイケルに加えて、204センチのワイス団が日本に帰化するも、山崎が大会直前に骨折するなど5位に終わった。
日本代表
山崎昭史(松下電器)、ワイス団、折茂武彦(以上トヨタ自動車)、塩屋清文(アイシン精機)、佐古賢一、高橋マイケル、佐久本智(以上いすゞ自動車)、長谷川誠(ゼクセル)、節政貴弘、北卓也(以上東芝)、古田悟(三菱電機)、宮ノ腰達也(大和証券)
アトランタ五輪予選 1995年6月 開催地:韓国・ソウル 監督:河内敏光
①中国②韓国③日本④台湾⑤カザフスタン⑥サウジアラビア⑦ウズベキスタン⑧キルギス 参加19カ国
日本代表
山崎昭史、三宅学、宮田幸典、石橋貴俊、佐古賢一、折茂武彦、後藤正規、阿部理、塩屋清文、長谷川誠、古田悟、高橋マイケル
アメリカ人の父と日本人の母を持つ高橋マイケル(当時20歳 カリフォルニア州立大学ノースリッジ校)が、日本国籍を有することが判り、急遽日本代表に呼ばれた。
以下省略
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