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September 21, 2011

国立競技場改修へ 1

文部科学省は国立競技場の改修に向けて、2012年度予算案の概算要求に調査費を盛り込むという。
これによって東京都が立候補を表明した2020年夏季五輪のメインスタジアムは、晴海ではなく国立競技場の改修となる。

2016年招致の際には、国立ではなく新スタジアムの新設という計画を立てた。
というのも、近年の五輪メインスタジアムは収容8万人、陸上競技のための直走路・曲走路は9レーンが必要だ。
さらに400mトラックのサブトラックも必要となる。

現在の国立競技場は収容人数は5万4000。
直走路・曲走路はともに8レーン。
これを9レーンに拡げることは構造上できないため、全面的な立替が必要となる。
また、サブトラックは空いている土地がないため、おそらく同じく国立である秩父宮ラグビー場を改修することになる。
2016年招致計画にあった晴海の新スタジアムは何故だめなのだろうか。
建設費900億円。
海外から1億ドルのスタジアムと揶揄されていた晴海スタジアムは、3方を海に囲まれている。
そのため震災に遭遇したら避難することが難しい。
大震災以降、海外から「日本=地震」と見られているため、地震に関することは必要以上に神経質になる必要がある。

そして、晴海のスタジアムは東京都が建設することになっていた。
これが「国立競技場の改修」という形になれば、改修費が800億〜1000億円かかったとしても、東京都の負担はなくなり、都民の理解を得やすい利点がある。

2009
●2009年に世界陸上を開いたベルリンのオリンピアシュタディオン。
1936年のベルリン五輪のメイン会場だが、直走路は9レーンに改修した。
上の方に400mのサブトラックが見える。

Iaafclass


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Comments

管理人さま、
先日、調べ物があって秩父宮博物館というか国立競技場へ行きました。観客席などは何度も改修されていますが、中はボロボロwobblyです。しかも薄暗くてお化け屋敷のようでした。
やっぱり建設から50年以上たっているのですから建て直しの時期だと思います。トラックとか観客席だけではなく、オリンピックが来たら記者室、ドーピング検査室、会見室、IF用の部屋などなどが必要なのですから、表や見かけより裏側を充実したスタジアムを作ってほしいと思います。
北京の鳥の巣は外から地表と同じ高さで中へ入れる入口がありませんでした。(一度下って上るのです)あれは使い勝手が悪いし、形にとらわれすぎでちっとも実用的なスタジアムではありませんでした。

Posted by: 趙秋瑾 | September 23, 2011 at 11:50 PM

2年前に世界陸上を開催したベルリンのオリンピアシュタディオンは、ほとんど1936年五輪の面影は残していませんでした。

国立はどうなるでしょうか。
2009年にこんな記事を書きました。
我ながらコメントのやり取りが面白いと思います。
http://olympico.cocolog-nifty.com/olympic_plus/2009/08/8-fc09.html

Posted by: 管理人 | September 24, 2011 at 10:58 PM

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